浮気したこと、されたこと、ありますか? 「この人」というものがありながら、あるいはそれゆえに、他の人に目が移るということが世の中には往々にしてあるようです。
浮気をしている本人は、本命の相手にバレないかとハラハラしながらも、浮気をやめようとはしません。もっとも、バレると困るような関係だからこそ、そこで味わうスリルが魅力的でやめられないのかもしれませんが…。別れの大きな原因となる浮気ですが、世の先輩たちは、浮気を単純に悪と決めつけるわけではなく、もう少し複雑な思いで見つめているようです。
それは男女の間にある奥深い部分から湧き上がってくるマグマのようなもので、人をとりこにする熱を持っているかのようです。その熱にあてられたいか、そんなものは拒否するのかは別にして、先輩たちの浮気にまつわる言葉に触れて、その熱を少し遠くから感じてみませんか? それでは、どうぞごいっしょに。
浮気にまつわる名言 20選
(1) 彼が夕食に遅れるときは、浮気しているか、死んで道端に転がっているかのどっちかなのよ。道端でくたばっているほうがいいといつも思ったわ。
~ジェシカ・タンディ~
(2) 私たち女にしても、気晴らしもしたいし、浮気心だってあります。男の人と何ら変わりありません。でも、教えて上げましょうか。私たちが悪い事をするのは、みんな男のすることを見て、覚えたのですよ。
~ウィリアム・シェイクスピア~
(3) 男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、女はその一生を賭ける。
~フランソワ・モーリアック~
(4) 男はみんな嘘つきで、浮気で、にせもので、おしゃべりで、偽善者で、高慢かそれとも卑怯(ひきょう)で、見下げはてた者であり、情欲の奴隷だ。
~アルフレッド・ド・ミュッセ~
(5) 軽い苦痛と浮気な恋だけが長い生命がある。
~オスカー・ワイルド~
(6) 二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
~ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ~
(7) 安定は愛を殺し、不安は愛をかきたてる。
~マルセル・プルースト~
(8) 愛する人に本当のことを言われるよりも、だまされているほうがまだ幸せなときがある。
~ラ・ロシュフーコー~
(9) 愛とは、この女が、他の女とは違うという幻想である。
~アラン・メンケン~
(10) 恋愛などは一時的なもので、何万人の女房を取り換えてみたって、絶対の恋人などというものがあるはずのものではない。探してみたい人は探すがいいが、私にはそんな根気はない。
~坂口安吾~
(11) たいていの男たちは、誰も彼らの妻をかっさらってくれないことを嘆く。
~フリードリヒ・ニーチェ~
(12) 浮気において男女は不平等です。女性の浮気の方が『非道徳』とされてしまうのが今の日本です。
~マツコ・デラックス~
(13) 研究を職業とすることがいいかどうか。ひょっとすると学問は、妻であるよりも恋人である方が、雰囲気がいいデリケートな女性のようなものかも知れません。
~アルベルト・アインシュタイン~
(14) 男に飽きがきている女ほど世間の評判を気にする者はない。
~フランソワーズ・サガン~
(15) 男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。犬は、爪を隠せないのね。
~太宰治~
(16) 相手を批判するということを全然せずに、ただもう愛するということに夢中になっていると、必ず相手に裏切られることになる。
~ジューナ・バーンズ~
(17)(母親への幼児的執着から抜け出ていない)男たちは、女性の気を引こうとするときにはとても優しく魅力的になり、うまく女性の気を引くことができた後でもその態度は変わらない。しかし、彼らの女性に対する関係は、いつまでたっても表面的で無責任である。
~エーリッヒ・フロム~
(18) 女はティーバックみたいなもの。熱湯につけられてはじめて、その強さに気づくのです。
~エレノア・ルーズベルト~
(19) 男は、俗っぽい女が与え得るすべてのものを受け取るより、いつの日か愛する女の気に入られるという、きわめて当てにならない機会を夢見るほうを好む。
~スタンダール~
(20) 男女の恋の決算書はあくまでフィフティ・フィフティ。
~瀬戸内寂聴~