初恋って、思い出すだけで胸が苦しくなりますね。どんな人にも初恋の経験はあると思います。良くも悪くも、それは人の心に深く刻みつけられ、その後の恋愛に大きな影響を与えるもののようです。最初の経験だからこそ、大きな意味を持っているのですね。
世の偉人・有名人も、恋愛、特に初恋については熱く語っています。時代も洋の東西も問わず、人間にとって初恋は甘酸っぱく、切なく、辛いものなのだということがうかがえます。
あなたはどんな初恋をしましたか? 今でもその人のことを覚えていますか?
その人のことを思い浮かべながら、先人たちの言葉に耳を傾けてみてください。それでは、どうぞ。
初恋のまつわる名言 30選
(1) 人はつねに初恋にもどる。
~エチエンヌ・ジョデル~
(2) 人が心から恋をするのはただ一度だけである。それが初恋だ。それから後の数々の恋は、初恋ほど無意識なものでない。
~ラ・ブリュイエール~
(3) 初恋の魅力は『恋がいつかは終わる』ということを知らない点にある。
~ベンジャミン・ディズレーリ~
(4) 男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。
~オスカー・ワイルド~
(5) 恋ははしかと同じで、誰でも一度はかかる。
~ジョン=レオン・ジェローム~
(6) 初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
~厨川白村~
(7) われわれのこの世で、初恋の意識よりも神聖なものはない。
~ヘンリ・ワーズワース・ロングフェロー~
(8) 分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない。
~トーマス・ハーディ~
(9) 初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、初恋は破れるほうがいいと言う説もある。
~三島由紀夫~
(10) 女がいちばん激しく愛するのは、往々にして初恋の愛人であるが、彼女がいちばんうまく愛するのは、つねに最後の愛人である。
~アベ・プレヴォー~
(11) 初恋が唯一の恋愛だ、といわれるのは至言である。というのは、第二の恋愛では、また第二の恋愛によって、恋愛の最高の意味が失われるからである。
~ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ~
(12) 恋のチャンスは、熟れている時にもがなければならない果物のようだ。一度地に落ちたら二度とチャンスはないだろう。
~ポール・ヴェルレーヌ~
(13) 女は最初恋人に恋するが、その後は恋に恋する。
~ジョージ・ゴードン・バイロン~
(14) 初恋は、男の一生を左右する。
~アンドレ・モーロア~
(15) 人は、恋をして初めて全ての子供らしさから脱皮する。この革命がなければ、気取りや芝居気がいつまでも抜けないだろう。
~スタンダール~
(16) 初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ。
~ジョージ・バーナード・ショー~
(17) 恋をはじめると、とても音楽が身にしみて来ますね。あれがコイのヤマイの一ばんたしかな兆候だと思います。
~太宰治~
(18) あなたといっしょに歩く時は、 ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。
~ウィリアム・メイクピース・サッカレー~
(19) 初恋が後になって再燃するのは、往々にして肉体交渉を伴わなかったため、相手に対する夢が見残されていて、見残している部分に強い想像力が働き、そこに新しい恋を思い描くような錯覚がおこるからである。
~瀬戸内寂聴~
(20) 男の初恋を満足させられるのは、女の最後の恋だけである。
~オノレ・ド・バルザック~
(21) 青年期には、多かれ少なかれ初恋の女に似ているという理由から、男は女を好きになるが、そのあとは、初恋の女と違っているという理由で、男は女を好きになる。
~ギュスターヴ・フローベール~
(22) 真の恋の道は、茨の道である。
~ウィリアム・シェイクスピア~
(23) 恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。
~佐藤佐千夫~
(24) 一生涯ひとりの異性を愛することは、一本のロウソクが生涯燃えることと同じである。
~レフ・トルストイ~
(25) 愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ。
~岡本太郎~
(26) 全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。
~萩原朔太郎~
(27) 初恋と最後の恋のちがいを、ご存じ? 初恋は、これが最後の恋だと思うし、最後の恋は、これこそ初恋だと思うもの。
~トーベ・ヤンソン~
(28) 恋は限りない方法で私たちを喜ばせる。ただし、私たちから平安を奪い去るということを除けば。
~ジョン・トライデン~
(29) 恋は、できの悪い学者よりも数倍勝る人生の教師である。
~アレクサンドリクス~
(30) 初恋のように重大な生物学的現象を、化学や物理学で説明できるはずないじゃありませんか。
~アルベルト・アインシュタイン~