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シオン(紫苑)の花言葉
「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」
シオン(紫苑)の花言葉の由来
- 花言葉の「追憶」「君を忘れない」は、『今昔物語集』にある父の死をいたむ兄弟の物語(下記参照)に由来するといわれます。
- かつて、父が亡くなった兄弟がいて、その兄弟は父の墓参りを欠かしたことがありませんでした。しかし、兄は仕事が忙しくなりカンゾウを父の墓前に植えて徐々に墓参りをしなくなってしまいました。それとは反対に弟は墓前にシオンを植えて、雨の日でも欠かすことなく父の墓参りをつづけました。
このことを知った鬼が墓参りを続けた健気な弟のほうに予知能力を与えます。その予知能力を得たお陰で、弟は生涯幸せに暮らせたという話です。 - 「遠方にある人を思う」という花言葉は、このお話の天国にいる父親にちなんでいます。