目次
オリーブの花言葉
「平和」「知恵」
オリーブの花言葉の由来
- 花言葉の「平和」は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟(下記参照)の物語にちなむといわれています。
- 「知恵」という花言葉は、ギリシア神話(下記参照)にて女神アテナがオリーブの木を植えたことに由来するといわれます。
オリーブの花言葉の由来となった物語
創世記
旧約聖書の『創世記』では、神が人々の悪行を見て、これを洪水で滅ぼすとノアに告げ、ノアに彼の家族とすべての動物のつがいを乗せる方舟の建設を命じました。
洪水のあと、ノアが方舟からハトを放すと、ハトはオリーブの若葉をくわえて戻ってきました。それにより、洪水がひいたことを知ったといいます。
この言い伝えがもとになり、オリーブは平和のシンボルになったといわれます。
ギリシア神話
女神アテナと海神ポセイドンは、ひとつの都市の支配権を争いました。
神々は、両者のうち最も人々の役に立つものを創造したほうにその都市を与えることにしました。
ポセイドンは馬を作りだし、アテナはオリーブの木を植えました。
神々はオリーブのほうが馬よりも人々のためになることをみとめ、その都市をアテナに与えました。
その都市はアテナイ(現在のアテネ)と呼ばれるようになり、アクロポリスの丘に女神アテナをまつりました。
オリーブはアテナに捧げる木となり、アテナの祭の競技の勝利者にはオリーブの冠が与えられました。