交渉にまつわる名言30選

(1) 君子の交わりは淡きこと水のごとく、小人の交わりは甘きこと醴(あまざけ)のごとし。

(2) 精神を養うのは交渉しかない。

(3) 相手が馬鹿者であればあるほど、何をどう伝えるかは難事になる。

(4) 外交の極意は、誠心誠意にある。ごまかしなどをやると、かえって、こちらの弱点を見抜かれるものだよ。

(5) 対米戦争をぜひ私にやれとおっしゃるならば、連合艦隊を率いて一年や一年半は大いに暴れてみせましょう。しかし、その先のことは、私は責任をもって戦勝を保障することができませんので、日米関係打開の交渉に期待します。

(6) 恐怖から交渉をしてはいけない。しかしまた、交渉するのを恐れてもいけない。

(7) 人生には３つの課題がある。1つ目は『仕事の課題』。2つ目は『交友の課題』。3つ目は『愛の課題』である。そして後の方になるほど解決は難しくなる。

(8) 自分の考えを曲げてまで交際を求めない。

(9) 貧者の一つの幸福は世が彼の交際を要求しない事である。

(10) 人に対しては、寛大すぎても優しすぎてもいけない。交際上の優位を持つには、他人を何ら必要としないこと、そしてそういう素振りを見せること。

(11) 学者や芸術家との交際においては、評価を反対に誤ることがよくある。注目すべき学者の背後に凡庸な人間を、また、凡庸な芸術家の背後にしばしばきわめて注目すべき人間を見ることがまれではない。

(12) 上機嫌は、社交界において着ることのできる最上の衣装の一つであるといえよう。

(13) 新しい集団に入ったら、その集団の気風をよく見きわめて、自分をそれに合わせる。これで交際ものびのびした屈託のないものになる。

(14) あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。最も賢い処世術は、社会的因習を軽蔑しながら、しかも社会的因習と矛盾せぬ生活をすることである。

(15) 不要の交友は、不要の出費。

(16) 国の安危存亡に関係する外交を軽々しく論じ去つて、何でも意の如く出来るが如くに思ふのは、多くは実験のない人の空論である。

(17) 戦争は、外交の失敗以外の何物でもない。

(18) 人間は労働を通して社会的存在になる。社会的存在とは、自分一人の世界の中ではなく、人々との交流の中に生きているということである。

(19) そんなに、『どうせ私なんぞ』式外交ばかりやらないで、たまにはゴテてみたらどうだらう。さうすることによつて、自分の何ほどかの力が確認されるといふものであります。

(20) 外交関係を維持する理由は、お互いにお世辞を言うためではなく、便宜を確保しておくためである。

(21) 戦争は別の手段による外交の継続である。

(22) 人を踏みにじるような人間の底に、実は優しい、傷ついた心が潜んでいるなんて言わないでください、人間はその人の行動以外の何物でもありません。

(23) 平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです。

(24) 交際の奥の手は至誠である。理にかない調和がとれていればひとりでにうまくいく。

(25) いったいに仕事上の親切というのは、相手を納得させることに尽きるのではないだろうか。

(26) 人と交際する際には、あるがままの心で接することが大切である。

(27) 心の底を傾けた深い交わりは禁物です。愛情の紐は解けやすくしておいて、会うも別れるも自由なのがよいのです。

(28) 人格者は広く交流する。徳のない人物ほど一部に固まる。

(29) ていねいに拒絶することができるのは、交際の上で重要な術（すべ）である。

(30) 交渉とは不満足の分配作業だ。