一人でいること、孤独が苦痛な方、たくさんいらっしゃると思います。「自分は仲間はずれにされているんじゃないか」、「みんなといっしょにいないと不安」、「一人ぼっちだとみじめ」などなど…。そのお気持ち、よくわかります。
でも、先人の言葉を引いてみると、意外にも、彼らの多くは孤独が人間にとって大切な状態であると考えていることがわかります。孤独は決してネガティブなものではありません。自分自身を見つめ、深めていくために必要な道のりだというのです。
あなたが孤独に親しみ、それをいつか乗り越えていくために贈る言葉を選びました。どうぞお読みください。
自信の名言 30選
(1) 自己とは自分にとって最良の友人である。
~アリストテレス~
(2) 君が独りの時、本当に独りの時、誰もができなかったことをなしとげるんだ。だから、しっかりしろ。
~ジョン・レノン~
(3) 孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
~ショーペンハウアー ~
(4) 孤独であって、充実している、そういうのが人間だ。
~岡本太郎~
(5) 人生において、一番大切なことは自己を発見することである。そのためには、時には一人きりで静かに考える時間が必要だ。
~フリチョフ・ナンセン~
(6) 自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。
~ジークムント・フロイト~
(7) 孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのかを知るためのよい機会なのだ。
~アン・シャノン・モンロー~
(8) 自分の孤独の時間を自分できっちりできないような人には、他人を愛する資格はないと思う。一人で生きていくことができて初めて、人を抑圧することなく愛せるんだと考えている。
~ピート・ハミル~
(9) 孤独の中でしか、自分自身を豊かに深めていくような濃密な時間は得られない。
~齋藤孝~
(10) 孤立することが悪いなんてちっとも思わない。僕にとっては最高の気分さ。
~アンディ・ウォーホル~
(11) 孤独なとき、人間はまことの自分自身を感じる。
~トルストイ~
(12) 真の孤独とは、ただひとりでいることではない。自らの真の自由と自己の尊厳を自覚し、それを楽しむ高度な生き方の一つである。
~久保博正~
(13) 画家は孤独でなければならない。なぜなら、一人なら完全に自分自身になることができるからだ。たった一人の道連れでもいれば、半分しか自分ではなくなる。
~レオナルド・ダ・ヴィンチ~
(14) この世は変化するものだと思っていれば、どんな事態に直面しても度胸が据わります。孤独の問題も同じです。お釈迦様は、人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいくとおっしゃいました。最初から人間は孤独だと思っていれば、たとえひとりぼっちになったとしても、うろたえることはありません。
~瀬戸内寂聴~
(15) 私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。最も善い人とでもいっしょにいるとやがて退屈になり散漫になる。わたしは独りでいることを愛する。わたしは孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
~H・D・ソーロー~
(16) 人といっしょにいる時が、最も孤独な時だ。
~キケロ~
(17) 咳をしても一人。
~尾崎放哉~
(18) 地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれたりすることは決してないでしょう。
~レイチェル・カーソン~
(19) 自分のためにでなく人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。
~日野原重明~
(20) 何もかもぶちまけるのが親しさではありません。親しさというのは開示性の度合いではなく、相手の独自性を尊重する度合いです。お互いが一個の人格であるということを認め合う。そこには淋しさ、孤独があります。しかし、その孤独を澱(おり)まで味わって飲み干すことが私たちの成長のために必要です。
~渡辺和子~
(21) どこにも人を引きつける所を持たないことを自覚している人間は、それについてくよくよとあせるより、自然のままで、一人で生きているほうが賢明である。
~河盛好蔵~
(22) 世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。 また、自分の事だけ考えて孤独の生活を送る事もごく易しい。 だが悟りを開いた人間とは、群集の真っただなかにありながらも、 自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
~ラルフ・ワルド・エマーソン~
(23) 孤独は山になく、街にある。 一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の『間』にある。
~三木清~
(24) 孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる。
~前田夕暮~
(25) 好きな言葉は『炎天下蟻一匹』です。炎天下の中で孤独にがんばっている蟻のイメージが、なんとなく自分自身と重なるところがある。
~藤本やすし~
(26) 私に批判的な人たちが私のことを何と言おうと、彼らが真実を語らない限りは気にしない。
~マーク・トウェイン~
(27) 私がお前たちに私と同じ冒険を、あるいは冒険とは言わぬまでも同じ孤独を勧めるなどと思わぬがいい。なぜなら、自分自身の道を行く者は誰にも会わないからである。自分自身の道とはそうしたものである。誰もそこでは助けに来てくれない。危険、偶発、悪意、悪天候に遭遇したならば、自力で切り抜けねばならない。自分の道をまさに自分のために進んでいるのだから。
~ニーチェ~
(28) 人間とはおかしなもので、みんなから好かれて順風満帆な人生を送っている人には共感を覚えません。欠点を抱えて敵も多くてちょっと不健康な人の方が好かれます。誰からも嫌われてしまう孤独なあなたに親しみを覚える人がいることを忘れないでほしい。
~諸富祥彦~
(29) 私はいつも、70億人の人類みんなを兄弟姉妹だと思っています。私は行った先々で出会う人たちを『彼らは私たち人類の兄弟だ』と思うのです。私は、簡単に人に対して親密な感情を抱けます。いとも容易に、何の問題もなく。そう、みんな同じ人類だからです。ところが、『この人たちとは文化も違う、言語も違う、信仰も違う』と考えてしまうと、壁をつくってしまいます。すると、頻繁に孤独を感じるようになります。
~ダライ・ラマ14世~
(30) 一人ぼっちになるのはいやだけど、そっとしておいて欲しいの。
~オードリー・ヘップバーン ~