「何はなくとも先立つものはお金」そう考える方、多いと思います。資本主義の世のなか、お金あってこその生活ですから無理もありません。世の偉人・有名人はお金をどのようにとらえていたのでしょうか?
彼らは、貧乏を恥じることはないといいながら、一方で、お金を持っていれば心の平安を得ることができ、行動範囲も広がるといいます。けれどお金を求める気持ちが過ぎると今度は自分に悪い影響を与える…と、さまざまな側面からお金に切り込んでいます。どれも一面の真実をついているのでしょうね。
では、あなたにとってお金はどのようなものでしょう? いっしょに名言をたどり、お金について考えてみましょう。それでは、スタートです。
お金の名言 30選
(1) 人生は恐れなければ、とても素晴らしいものだ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金。
~チャーリー・チャップリン~
(2) ああ、金、金! この金のためにどれほど多くの悲しいことがこの世に起こることであろうか!
~トルストイ~
(3) 金もうけを品の悪いことのように考えるのは、根本的に間違っている。しかしもうけることに熱中しすぎると、品が悪くなるのもたしかである。金もうけにも品位を忘れぬようにしたい。
~渋沢栄一 ~
(4) 人生は海、金は船頭である。船頭がいなければ、うまく世渡りができない。
~ヴェツケルリン~
(5) お金で幸福を買うことはできないが、不幸を避けることはできる。
~村上龍~
(6) 地獄の沙汰も金次第。
~竹川黙阿弥~
(7) 金は良い召使いでもあるが、悪い主人でもある。
~ベンジャミン・フランクリン~
(8) 金は肥料のようなものだ。 ばらまけば役に立つが、一カ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる。
~クリント・W・マーチソン~
(9) 金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、 彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない。
~ソクラテス~
(10) 諸悪の根源は金そのものではなく、金に対する愛である。
~サミュエル・スマイルズ~
(11) 富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。
~ショーペンハウアー~
(12) 人々はお金で貴いものは買えないという。そういう決まり文句こそ、貧乏を経験したことのない何よりの証拠だ。
~ギッシング~
(13) 富を軽蔑する人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。こういう人間がたまたま富を得ると、いちばん始末が悪い人間になる。
~フランシス・ベーコン~
(14) 『貧困は恥ではない』というのは、すべての人間が口にしながら、 誰一人、心では納得していない諺(ことわざ)である。
~コッツェブー~
(15) 金のある者は、金があるために不正をし、金のない者は、金がないために不正なことをする。
~武者小路実篤~
(16) 道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。
~二宮尊徳~
(17) 独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ、常に金のために自由を制せられ、心にもない服従を強いられることになる。
~本多静六~
(18) 金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。
~小林一三~
(19) 現代社会において最大のリスクは、『人生を後悔すること』だと思うんです。金銭的なリスクなんて、ある意味、大したことはない。
~三木谷浩史~
(20) カネは使ってこそ、その価値が分かる。若いうちは貯金なんか考えないで、身銭を切って勉強したほうがいいよ。そのほうがもっと大きなカネを手にしたときもトチ狂わないから。
~哀川翔~
(21) 馬鹿はろくでもないものに金を遣う。賢い奴は自分の成長のために遣う。
~中勘助~
(22) 貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。
~ジョージ・ハーバード~
(23) お金に関わる問題について安らかな心境になれない限りは、どれほど財産があっても本当の繁栄は望めません。
~リン・A・ロビンソン~
(24) 膨らんだ財布は、心を軽やかにする。
~ベン・ジョンソン~
(25) 貧乏でも満足している人間は金持ち、それも非常な金持ちです。だが、大金持ちでも、いつ貧乏になるかと、びくついている人間は、冬枯れのようなものです。
~シェイクスピア~
(26) 貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
~アルベール・カミュ~
(27) 金を持たずにすませることも、金をもうけるのと同じくらいの苦労と価値がある。
~ジュール・ルナール~
(28) 金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。
~後藤新平~
(29) 金もうけのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
~アラン~
(30) 世に銭ほど面白き物はなし。
~井原西鶴 ~