ファインマンのプロフィール
リチャード・フィリップ・ファインマン
・1918年5月11日に生まれ,1988年2月15日に亡くなる。
・アメリカ合衆国出身の物理学者。
・経路積分や、素粒子の反応を図示化したファインマン・ダイアグラムの発案でも知られる。
・1965年、量子電磁力学の発展に大きく寄与したことにより、ジュリアン・S・シュウィンガーや朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を共同受賞した。
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ファインマンの名言 20選
(1) 権威は尊敬に値しない。
~ファインマン~
(2) 僕は疑いや不確かさを持ったまま、そして答えを知らないまま生きられるんだ。まちがってるかもしれない答えを持つより、答えを知らないで生きるほうがよっぽどおもしろいよ。
~ファインマン~
(3) 僕のおやじは制服を扱う商売をやっていたから、僕はおかげで制服を着ている人間ときていない人間の違いを、いやというほど知らされているのだ。つまり中身は皆同じだということだ。
~ファインマン~
(4) 化学は知性を欠いた物理学だ。数学は情熱を欠いた物理学だ。
~ファインマン~
(5) 科学とは、専門家が無知であると確信することである。
~ファインマン~
(6) 正直な馬鹿は結構だ。だが不正直な馬鹿となると始末に終えない。
~ファインマン~
(7) 高校生レベルの知識層に説明して伝えることができなければ、その人は科学を理解しているとは言えない。
~ファインマン~
(8) 知識が増えれば、もっと深く不思議な謎が姿を現し、ますますのめり込む。期待はずれの答えかもしれないなどと心配するな。楽しむ心と自信を持って新しい石を一つずつひっくり返していけば、そのたび想像もしなかったような奇妙なものが見つかり、もっと素晴らしい疑問が出てくる。間違いなく壮大な冒険だ。
~ファインマン~
(9) 僕はまた他のことも考えはじめた。前にはあんなに物理をやるのが楽しかったというのに、今はいささか食傷気味だ。なぜ昔は楽しめたのだろう? そうだ、以前は僕は物理で遊んだのだった。いつもやりたいと思ったことをやったまでで、それが核物理の発展のために重要であろうがなかろうが、そんなことは知ったことではなかった。ただ僕が面白く遊べるかどうかが決めてだったのだ。
~ファインマン~
(10)『できるけどやらないだけだ』と自分に言い聞かせている間は、『できない』ということを別の表現で言っているに過ぎない。
~ファインマン~
(11) 諸君が科学者として話をしているとき、たとえ相手が素人であっても決してでたらめを言ってはならない…あくまでも誠実に、何ものもいとわず誠意を尽くして語ることこそ科学者の責任である。
~ファインマン~
(12) 教科書などというものは得てして、世界はこうあるべきだと勝手に決め込んでおいて、その姿に少しでも近づけようとするあまり、何でも簡略にしてしまいがちだ。
~ファインマン~
(13) 科学はすべて近似にすぎない。
~ファインマン~
(14) 数学や物理というのは、神様のやっているチェスを横から眺めて、そこにどんなルールがあるのか、どんな美しい法則があるのか、探していくことだ。
~ファインマン~
(15) 今、こうして入院したりして、あとどれくらい生きられるか分からない。でも、遅かれ早かれ、誰にでも起こることだしね。みんな、いつかは死ぬんだから。ただ、それがいつかっていうだけさ。とにかく、僕はアーリーンといられて、ほんとに幸せだった。だから、もう充分なんだよ。アーリーンを亡くした後の僕の人生は、そんなにうまくいく必要もなかった。だって、もう充分に幸せを味わってきたんだから。
~ファインマン~
(16) すばらしいユーモアのセンスの持主だったおふくろから、僕は人間の精神の到達できる最高の形というものは、笑いと人間愛だと言うことを教えられたのだ。
~ファインマン~
(17) 物理学だけで人格を形成できるわけはなく、それ以外の人生経験からも学ばなければなりません。
~ファインマン~
(18) 科学が万能だと思っているなら、それはあなたの間違いです。
~ファインマン~
(19) なぜデカルトは虹を研究したと思う? 虹を美しいと思ったからだよ。
~ファインマン~
(20) ところが奇蹟が起こった。それからも僕の一生を通じて何度となく起こったありがたい奇蹟である。つまり僕はいったん物理のことを考え始め、自分の説明しようとしていることに考えを集中しさえすれば、ほかのものなどみんなけしとんでビクともしなくなるのだ。だからこのときも話を始めてしまうと、部屋の中に誰がいるかなど、きれいに忘れて何もこわくなくなった。ひたすらこのアイデアを説明する。ただそれだけのことだった。
~ファインマン~