田部井淳子のプロフィール
田部井淳子(たべいじゅんこ)
・日本の登山家。
・女性として世界で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られる。
・1992年、1988年のマッキンリー、1991年のビンソンマシフに次いでエルブルス山に登頂し、女性で世界初の七大陸最高峰登頂者となった。同年文部省スポーツ功労賞を、1995年に内閣総理大臣賞を受賞した。
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田部井淳子の名言30選
(1) アジア人は、「群れる」というか団体行動をすることが多いと感じます
~ 田部井淳子 ~
(2) 欧米の方は自然の中にいることを楽しむという風潮が強いでしょう。一方、日本人や韓国人もそうかもしれませんが、アジア人は鉢巻して「目指せ頂上」のような面が強いかなと感じます
~ 田部井淳子 ~
(3) 「山の日」というと、どうしても北アルプスや南アルプスという高く大きな山を想像させるかもしれません。けれども、私が多くの方々にもっと知ってもらいたいのは、「日本の里山も山、森も山」ということです
~ 田部井淳子 ~
(4) 日本の教育では体験に基づくことが少ないと不満に感じています
~ 田部井淳子 ~
(5) おにぎりを食べて梅の種を捨てていいのかだめなのかとか、小さいことでも実際に考えるのです。トイレの問題も大事ですし、教科書にはないいろいろなことを実体験の中で、ああなるほどと感じてくれる高校生が非常に多いのです。体験に勝るものはないと思っています
~ 田部井淳子 ~
(6) 地形や植生、たとえば途中で倒木の皮が剥がれているのを見て、これはシカが食べた跡だとか、教科書で見るよりも生々しく分かりますよね
~ 田部井淳子 ~
(7) いろいろな高校生がいますが、100名全員を(富士山に)登らせたいと思っています。私の目標は、1000人を登らせることです
~ 田部井淳子 ~
(8) 実際に山に行くと、教科書にはないことがいっぱい出てくるわけですよ
~ 田部井淳子 ~
(9) 富士山のでき方などを事前に勉強していくわけですが、伏流水という意味が分からなかったけれども、こうやって水が出てくるとか、降った水が30年後に出てくるとか、目の前にして理解できるようになるのです
~ 田部井淳子 ~
(10) こういうこと(被災した東北の高校生の富士登山)で元気になってくれるのならと、去年も行いましたし、今年は100名上の応募がきています
~ 田部井淳子 ~
(11) シニア世代の方たちを最初にお誘いしていたのですが、何とか次世代にも元気になってほしいと考えました。日本一に登ることが元気づけになるかなという思いで、被災した東北の高校生を日本一の富士山へという計画を思いついたわけです
~ 田部井淳子 ~
(12) 多くの会社を回ろうと、計画書をもって私もずいぶん歩きました。しかし、全然相手にされず、女性だけでヒマラヤ登山ができるはずはないとか、90%以上の可能性がなければ社として援助はできないとか、私の年齢などまで質問され、人からお金をもらうとはこのようなことなのだと理解しました
~ 田部井淳子 ~
(13) Ⅰ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰、Ⅳ峰があって、Ⅰ峰が最も高く8000m級で、私たちが目指したⅢ峰はあまり登られておらず、日本人はもちろんですが、登っていたのはインド隊だけでした。私たちは本当に初めてで心配もありましたが、何とか女性9人で登頂に成功しました
~ 田部井淳子 ~
(14) 目標とした8000m級の山は、全部で14あります。女性だけでも登れる山を選ぼうと、消去法で考えました。「この山はキャラバンがむずかしい」「この山は壁がある」などなどです。そうして、「エベレストは日本人も登っていたし」「身近に資料もあるし」「経験者もいる」「8000mを超えてからはそんなにむずかしくはない」という理由で決めたのです
~ 田部井淳子 ~
(15) 山が好きになり、登り続けてきたことで今のわたしがある
~ 田部井淳子 ~
(16) 女性だけでヒマラヤに行こうと、女子登攀クラブを結成したのが1969年でした。当時は、組織に属していないと海外の山に登る許可が取れなかったからです。1970年にネパール・ヒマラヤが解禁になることが分かったので、女子登攀クラブとして、まず1970年に7000m級の山、その次に8000m級の山を目標としたわけです
~ 田部井淳子 ~
(17) 歩けるうちは歩きたい。生きているうちは、1分1秒でも楽しく、やりたいことをやって生き抜けたい
~ 田部井淳子 ~
(18) 病気になったことは受け入れるしかない。でもしっかり受け入れたのだから医学的なことは先生にお任せして、ただ体が治療でどんなに辛くても歩かなければ絶対にダメ!という体の声に応えること。それが私にできること
~ 田部井淳子 ~
(19) 大事なのは平常心。どういう方法で切り抜けられるか、頭で考えることができるのが人間。だからそのときにオタオタしない
~ 田部井淳子 ~
(20) 人生は8合目からがおもしろい
~ 田部井淳子 ~
(21) 二本の足でこれだけ長く歩くことができるのは、人間だけなんです。せっかく与えられた力なのですから、使わなくてはもったいない
~ 田部井淳子 ~
(22) 一歩 一歩 前へ
~ 田部井淳子 ~
(23) すべての基本は平常心。そして、選択の幅を広く持っているほど、難局でも明るく、前向きに受け入れられるのだと思います
~ 田部井淳子 ~
(24) 人生は楽しいもの。決して人を責めず、時間を上手に使い、一つずつ扉をあけていきましょう
~ 田部井淳子 ~
(25) 雄大な自然の中にいるほうがストレスを感じません。家の目の前は山と川、雑木林の中を歩くのが遊び場という環境で育ちましたから・・・
~ 田部井淳子 ~
(26) ウロウロするのが大事なんです。すぐ歩き出さない、ということ。十分、水分を取ることも大事
~ 田部井淳子 ~
(27) 富士登山はゆっくりと。息が上がるようではいけません。同行者と会話が楽しめるペースがいいでしょう
~ 田部井淳子 ~
(28) しゃべると酸素が入ってくるんです。『いい眺めだね』と言いながら行った方がいいかもしれません
~ 田部井淳子 ~
(29) どんな山も一歩一歩
~ 田部井淳子 ~
(30) 富士山は独立峰ですので、ご来光は8合目・9合目・頂上で見ても同じです!
~ 田部井淳子 ~