エーリッヒ・フロムのプロフィール
エーリッヒ・フロム(えーりっひ・ふろむ)
・ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者である。
・マルクス主義とジークムント・フロイトの精神分析を社会的性格論で結び付けた。
・フロムの思想の特徴は、フロイト以降の精神分析の知見を社会情勢全般に適応したところにある。
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エーリッヒ・フロムの名言30選
(1) 自分に与えなければならない課題とは、安心感を抱くことではなく、不安定な状況にも耐えられるようになることである。
~エーリッヒ・フロム~
(2) 愛は技術だろうか。
技術だとしたら、知識と努力が必要だ。
~エーリッヒ・フロム~
(3) 人生にはただ一つの意味しかない。
それは生きるという行為そのものである。
~エーリッヒ・フロム~
(4) 一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。
~エーリッヒ・フロム~
(5) 失敗する自由がなければ、本当の自由があるとはいえない。
~エーリッヒ・フロム~
(6) 権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。
~エーリッヒ・フロム~
(7) 自分の役に立たないものを愛する時にはじめて、愛は開花する。
~エーリッヒ・フロム~
(8) 過去の危険は人間が奴隷になることだった。
未来の危険は人間がロボットになるかもしれないことだ。
~エーリッヒ・フロム~
(9) 未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。
成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。
~エーリッヒ・フロム~
(10) 母の愛は安らぎである。
それは獲得する必要がなく、受け取る資格も問われない。
~エーリッヒ・フロム~
(11) 愛においては、二人が一人になり、しかも二人でありつづけるというパラドックスが起きる。
~エーリッヒ・フロム~
(12) たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
~エーリッヒ・フロム~
(13) 現代では、集中力を身につけることは規律よりもはるかにむずかしい。
~エーリッヒ・フロム~
(14) たいていの母親は「乳」を与えることはできるが、「蜜」も与えることのできる母親はごく少数しかいない。
蜜を与えるためには、母親はたんなる「良い母親」であるだけではだめで、幸福な人間でなければならない。
~エーリッヒ・フロム~
(15) 何かをもらうために与えるのではありません。
与える事自体がこの世で一番の喜びなのです。
~エーリッヒ・フロム~
(16) 人生において人がなすべき主な仕事とは、自分自身を誕生させることである。
可能性としての自分を実現することである。
人の努力のもっとも重要な成果とは、その人自身のパーソナリティである。
~エーリッヒ・フロム~
(17) 愛は、人間のなかにある能動的な力である。
人をほかの人々から隔てている壁をぶち破る力であり、人と人を結びつける力である。
~エーリッヒ・フロム~
(18) 人間が自分で意味を与えないかぎり、人生には意味がない。
~エーリッヒ・フロム~
(19) 集中力を身につけるためには、くだらない会話をできるだけ避けることが大事だ…
くだらない会話を避けることに劣らず重要なのが、悪い仲間を避けるということである。
~エーリッヒ・フロム~
(20) 人は愛する者のために働く生き物なのです。
~エーリッヒ・フロム~
(21) 創造力を得るには、確かなことを手放す勇気が必要である。
~エーリッヒ・フロム~
(22) 人間が完全に自然から離れることはない。
あくまで人間は自然の一部だ。
~エーリッヒ・フロム~
(23) 二人の人間は、自分の交換価値の限界を考慮したうえで、市場で手に入る最良の商品を見つけたと思ったときに、恋に落ちる。
~エーリッヒ・フロム~
(24) 現代人は、ものごとを急いでしないと、何か、つまり、時間を損したような気持ちになる。
しかし、時間つぶし以外には、浮かせた時間をどう使っていいのかは分からないのである。
~エーリッヒ・フロム~
(25) 誰かを愛するというのはたんなる激しい感情ではない。
それは決意であり、決断であり、約束である。
もし愛が単なる感情にすぎないとしたら、「あなたを永遠に愛します」という約束はなんの根拠もないことになる。
~エーリッヒ・フロム~
(26) 他人を「信じる」ことのもうひとつの意味は、他人の可能性を「信じる」ことである。
~エーリッヒ・フロム~
(27) 真に裕福な人とは、自分が持っている以上のものを望まない人たちだ。
~エーリッヒ・フロム~
(28) 愛とは愛を生む力であり、愛せないということは愛を生むことができないということである。
~エーリッヒ・フロム~
(29) 利己的な人間は他人を愛する能力がなく、また自分自身を愛することもできない。
~エーリッヒ・フロム~
(30) 愛は、人間の実存という問題への、唯一の健全で満足のいく答えである。
~エーリッヒ・フロム~