井深大のプロフィール
井深大(いぶか まさる)
・1908年4月11日 – 1997年12月19日(89歳没)、栃木県上都賀郡日光町(現在の日光市)出身
・日本の電子技術者および実業家
・盛田昭夫とともにソニーの創業者の一人
Wikipedia
日本初・世界初の製品世に送り出す
井深大さんは発明の才に恵まれていました。大学在学中に「動くネオン」を開発し、パリ万博で優秀発明賞を受賞。 戦時中に盛田昭夫さんと出会ったのが運命の分かれ目になります。1946年に盛田さんと「東京通信工業」(現ソニー)を設立、50年には社長になってソニーをけん引します。テープレコーダー、トランジスタラジオを開発し、「ウォークマン」(携帯用カセットテープ・プレーヤー)を大ヒットさせました。 日本初、世界初の製品を多く世に送り出し、戦後の日本経済の隆盛を象徴しました。数十年先の未来を考え、そこから現在を見渡す優れた経営者でした。
井深大の名言 30選
(1) 育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない。
~井深大~
(2) 人間として守らなければならないことは、親がいつも率先してお手本を示しながら、
子どもにも守らせること。
理屈でなく行動で教えること。
~井深大~
(3) 若い方々にぜひ伝えたいことが、二つあります。
一つは、自分自身を大切にすること、自分を生かすということと合わせて、それと同じくらいのウエイトで、他人(ひと)のために、社会のために何かできることはないか、ということを考えていただきたい。
また、そういう気持ちを、ぜひ持っていただきたいということです。
もう一つは、しっかりした生きるよりどころを、ぜひ持ってもらいたいということです。
~井深大~
(4) 立派な人間になるための一つの条件は、自分が心から尊敬できる人を持つこと。
~井深大~
(5) アイデアが重要なのではない。
一つのアイデアをどうやって、具体的にしていくかが重要。
~井深大~
(6) 人生で一番の幸福は、仕事と趣味が一致すること。
その仕事に興味が持てなかったら、早く足を洗う。
そうでなければ、何とか仕事を自分の恋人にしよう、というぐらいの覚悟を決めるしかない。
~井深大~
(7) 中小企業の社長になったつもりで考えろ。
彼らは自分が全責任を持って仕事をするから、創意工夫がある。
~井深大~
(8) ソニーもホンダも叩かれて強くなった。
~井深大~
(9) ものをつくる苦労を知っている人は、失敗を人のせいにしない。
~井深大~
(10) ヒット商品は、時代に迎合しない新しい発想から生まれる。
~井深大~
(11) 世界平和を真剣に希求するならば、これからの世代をになう幼児たちの教育にもっと重点をおき、むしろ、それに賭けるくらいの心がけが必要なのではないでしょうか。
~井深大~
(12) 0歳から始まる、よい習慣のくり返しだけが、人間をつくる最大条件であろう。
しかも、親の意識と努力と忍耐だけが、それを可能にするのである。
~井深大~
(13) トップに立つ人は、泥をかぶる覚悟で仕事に立ち向かえ。
それでだめだったら潔くシャッポを脱いで謝る。
ただ責任ということで、けじめをつけようとすることは間違いだ。
~井深大~
(14) 「物」だけで「もの」を考える時代は終わった。
これからは「心」と「意識」を考えたものづくりの時代だ。
~井深大~
(15) 自分の幸福を考えるとともに、他人の幸福を考える。
そうした生きる姿勢が、自分の職場生活をより楽しく豊かなものにし、家庭生活をもうるおいあるものにする。
そして、ひいては豊かな社会を作っていくことにつながると言えましょう。
~井深大~
(16) 心を満足させることで科学の存在価値がある。
~井深大~
(17) 商売にならないようなものを商売にしていくということが、私どもの進歩というか、ブレイクスルーである。
~井深大~
(18) 多くの場合、1歩先を歩む身近な先達(せんだつ)は、子どもの成長進歩にとって教師よりも大きな刺激となる。
親が先達の1人として、子どもの好ましい競争者になりえたら、それに勝る教育法はないだろう。
~井深大~
(19) 勝手な議論ができる経済同友会のほうが肌に合う。
経団連というのは話し合いの場で、どうやって競争しないかを決める団体だから。
~井深大~
(20) 積み重ね方式でこれが出来たからこれにしよう、その次はこれをやろうというのでは、とうてい出来っこない。
~井深大~
(21) 仕事の報酬は仕事だ。それが一番うれしい。
~井深大~
(22) モルモットとはすなわち先駆者だと解釈した。
モルモットの後をついてこい、ソニーは先に次のものを開拓するぞという意欲に燃えた。
~井深大~
(23) 書店の本棚を眺め、自分に改革を起こしてくれそうな本や私に見つけられるのを待っているような本を買うのが楽しみ。
~井深大~
(24) 私は実業家としての資質はゼロ。
会社を大きくしようとか、金を儲けようという意識はなかった。
~井深大~
(25) 創設者で功績があった人でも、どんどん時代が進んでついていけなくなっていくような人もいる。
そういう人は切るべき。
経営者も状況を把握して、そういう時は身を引くべきだ。
~井深大~
(26) 歩留まりが悪いということは非常にいいこと。
可能性があるということだからだ。
~井深大~
(27) 一見、無駄のように思える研究、バカバカしいようなアイデアが創造の命だ。
この『無駄=不合理』を解さない人間はほしくない。
~井深大~
(28) ものの種類であれ、つくり方であれ、売り方であれ、新しいものを考案しよう。
人真似、猿真似はやめておこう、真似では勝利は得られない。
~井深大~
(29) 本当の経営者は、来年、再来年に何をやろうかと言うときに、ターゲットを広げず、むしろ狭めていく。
そこに集中するために、無駄を省いていく。
~井深大~
(30) 多くの人たちに利用されてこそ、技術である。
~井深大~