出光佐三のプロフィール
出光佐三(いでみつ さぞう)
・1885年8月22日に生まれ、1981年3月7日に亡くなる。
・明治から戦後にかけての日本の実業家・石油エンジニア・海事実業家。
・石油元売会社出光興産の創業者。
・貴族院多額納税者議員。
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出光佐三の名言 30選
(1) 海外から帰ってくる社員をクビにするだと?社員は家族だ。そんな薄情なことができるか。仕事がないなら探せばよい。安易に仲間をクビにして残った者だけで生き延びようとするのは卑怯者の選ぶ道だ。みんなで精一杯やって、それでも食っていけなくなったら、みんな一緒に乞食になろうじゃないか。
~出光佐三~
(2) 真面目に働く者が、それに見合う報酬を受けるのは当然の理である。好・不況にかかわらず、社員の生活は保障されねばならない。ぜいたくはいけないが、貧しいのはもっといけない。
~出光佐三~
(3) わが社の資本はカネでなく、人間だ。カネは資本の一部だ。いちばん大切なのは人。人が第一であって、人が事業をつくり、事業がカネをつくる。カネは人についてくる。
~出光佐三~
(4) 一出光の利益のために、イラン石油の輸入を決行したのではない。そのようなちっぽけな目的のために、50余命の乗組員の命と日章丸を危険にさらしたのではない。横暴な国際石油カルテルの支配に対抗し、消費者に安い石油を提供するために輸入したまでだ。
~出光佐三~
(5) 金は儲けたいが、信用を落としてまで金を儲けることはできない。
~出光佐三~
(6) いくら大学を出ていても困難を克服して,試練を乗り越えなければ何にもなりませんよ。人間が先であります。「育」が先で「教」が後である。それだから「教育」という言い方が間違いで「育教」といったほうがいい(笑)。
~出光佐三~
(7) 人が「馬鹿だ」と言ったって自分が馬鹿でなければいいということだ。反対に「あなたは偉い人ですね」とおだてられて,偉がっておる馬鹿がおるか。自分が顧みて人間として恥ずかしくない人であればいい。自分が自分を顧みて立派な人間になるということだ。
~出光佐三~
(8) 世の中に混乱がある。それもたったひとつで解決がつきゃしませんか。それは「お互い」ということですよ。我欲の人間が仲良く暮らすためには「互譲互助」の思想に徹する以外に道はありませんね。これは日本人の道徳の根幹です。
~出光佐三~
(9) 終戦から2日後の8月17日、社員一同に対し僕は3つのことを伝えた。愚痴を止めよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ。
~出光佐三~
(10) 僕は景気のいい時に,景気の悪い時のことを考えて準備しておけと言っている。
~出光佐三~
(11) 人格を磨く,鍛錬する,勇んで難につく,つとめて苦労する,贅沢を排して生活を安定する,大いに思索する。
~出光佐三~
(12) 逆境の時に立てた計画は堅実で間違いない。
~出光佐三~
(13) 人間はお互いに助け合わなければならない。ところが人を助けるためにはまず自分の力を養成することが先決でしょう。しかしその利益を得るために人を害してはなんにもなりませんよ。
~出光佐三~
(14) 自立して国家と国民、人類の幸福のために尽くせ。
~出光佐三~
(15) 事業を行うにはまず人材を養成しなければならない。人材はどうして養成するか。それは尊重すべき人間になれということである。自分から見て尊重すべき人間というのは,良心の強い,真の個人である。これらの人々がお互い尊重し合うところに,真の団結がある。
~出光佐三~
(16) たんなる金儲けを目指すだけでは、真の事業とはいえない。そこには、真も善も美もない。事業も究極においては芸術である。事業には、常に普遍的な国利民福を念願した、また彼岸した真理性が望まれねばならない。出光の事業は、だれが見ても美しからねばならぬ。醜悪なる、たんなる金儲けであってはならぬ。
~出光佐三~
(17) 試練,謙虚ということは,日本の国体を中心として出てきた人間中心の歩き方であり,これは金権を中心とした物質文明の行き詰まりを解決する道であるということを,入社式にさいして深く頭にきざみこまれて奮闘されんことを祈ります。
~出光佐三~
(18) まず営業の主義を社会の利益に立脚せんとしました。事業の生命は社会と共に永久であるからであります。
~出光佐三~
(19) 私の育った町は特殊な土地柄で、宗像神社という有名な神社があった。私はその御神徳を受けたと考えている。私はいま神社の復興をやっているが、神というものを今の人はバカにしている。私どもにはバカにできない事実がたくさんある。私の会社は災害を一度も被っていない。理屈は色々つくかもしれないが、社員は神の御加護と信じているのだからしょうがない。また信じないわけにはいかないだろう。
~出光佐三~
(20) 不言実行は事業家の最も尊重すべき要点であります。大言壮語は実業家の最も慎むべき事であります。実業界の唯一の頼みは実力であります。この実力を個人的錬磨とその団結力によって発揮しようというのが我々の主義方針であります。
~出光佐三~
(21) 僕は努めて難関を歩け、ということを言ってきた。イージーゴーイングをやって、ここにきた人は、ここまでは難関を歩いてきた人と一緒であるが、この先にまだ難関がある。その時には、もう登れない。
~出光佐三~
(22) 何をやるにしても考えて考え抜く。それが私の一生である。
~出光佐三~
(23) 現在のように人心の退廃した時代の人を救うには,親切に徹底しなければならぬ。いい加減な親切はかえって逆効果をおこす。
~出光佐三~
(24) 私は人材本位であり、金は儲けたいが信用を落としてまで金を儲けることはできない。すると、支店長あたりから見ると私のような考えは馬鹿らしく思えるらしい。「世の中は金がなければなんにもできない。どんなことをしても金は儲けたいというのが万人の望みではないか」と言うのだ。それで、支店長と私はいつも喧嘩した。
~出光佐三~
(25) 私は日本人として生まれ、日本人として育てられ、そして日本人として経営をしている。
~出光佐三~
(26) 出光の仕事は金もうけにあらず。人間を作ること。経営の原点は人間尊重です。世の中の中心は人間です。金や物じゃない。その人間というのは、苦労して鍛錬されてはじめて人間になるんです。金や物や組織に引きずられちゃいかん。そういう奴を、僕は金の奴隷、物の奴隷、組織の奴隷という手攻撃している。
~出光佐三~
(27) 終始一貫して人間の尊重、人間本位のやりかたを貫いた。
~出光佐三~
(28) 数、理論の奴隷になるな。
~出光佐三~
(29) 権力の奴隷になるな。
~出光佐三~
(30) 法律、組織、機構の奴隷になるな。
~出光佐三~