柳井正のプロフィール
柳井正(やない ただし)
・1949年2月7日生まれ、山口県宇部市中央町出身。
・実業家、資産家。カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社であるファーストリテイリング代表取締役会長兼社長、ジーユー取締役会長、ソフトバンクグループの社外取締役。
Wikipedia
柳井正の名言 30選
(1) 日本の大企業の経営者のほとんどはサラリーマン経営者だから、失敗のリスクを100%背負わない。
自分のお金で会社を動かすわけではないし、任期が終われば責任から解放される。
だから、よほどせっぱつまらない限り、自分のしたことを否定しない。
私は常に否定してこそ商売だと思うんです。
~柳井正~
(2) 全部変えない限り生き残れない。
今の若い人はバブル崩壊後の世界しか知りません。
親の給料がどんどん下がる環境で育てば、安定を求めるようになるのかもしれない。
けれども、それが起業家精神や事業欲、自分で生活して家庭を営むんだという人間として本来あるべき欲を阻害してしまった。
~柳井正~
(3) もっと危機感を持って仕事をしないといけない。
~柳井正~
(4) ほとんどの人はチャンスをチャンスだと思わずに素通りしてしまう。
~柳井正~
(5) 組織を固定化したり、壁を作ったりするのが大企業病の典型。
そうなると、上の人が現場に降りていかないため、意思疎通が図れないという問題も出てきます。
あくまでも現場は宝なんです。
だからわが社の場合、極端な話、店長の方が社長よりも偉くないといけない。
店長を最終目標に位置づけ、店長という職に誇りを持ってもらいたいんです。
~柳井正~
(6) 日本人のダメなところは前もって準備しようとするところですね。
はじめは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。
~柳井正~
(7) 現実を知らない限り、リーダーシップは発揮できない。
~柳井正~
(8) 組織はリーダーばかりでは成立しません。
僕はリーダーシップとフォロワーシップの2つを持たないと真のリーダ-シップは発揮できないんじゃないかと思います。
~柳井正~
(9) 僕が一番大事にしているのは「真・善・美」です。
商売の利害といったものよりも人間の良識を大事にしたい。
今あなたがやっていることは社会のお役に立っていますかと考えることが大事です。
~柳井正~
(10) 僕はよく、こんなことを社員に言っています。
「おまえたちは自分の能力を全然発揮していない。人間は普段、自分の能力の3%しか使っていなくて、残る97%の能力は眠っている。眠っている能力を覚ませ」と。
~柳井正~
(11) 本気で仕事に取り組めば、分からないことや課題が見えるはずです。
課題さえ分かれば、そのほとんどは解決できるものですから、人は何倍でも成長できる。
まずは課題意識を持つことです。
~柳井正~
(12) 儲けた後の行動は他人がちゃんと見ています。
大金を手に入れた若いベンチャー経営者の中には金銭感覚がズレた人がいます。
30代くらいでプライベートジェットを買ったり、高級車を何台も車庫に置いたり。
仕事をほったらかしにして、ゴルフしたり、世界旅行したり。
世間や取引先がそんな経営者を信用しますか?
社員だってやる気がなくなるでしょう。
銀行なんて実にシビアだから、生活が派手になった経営者には冷たくなる。
~柳井正~
(13) 変革しろ、さもなくば、死だ。
~柳井正~
(14) 自分には必ずいいところがあると信じて、どんな境遇でもやっていくことが大切です。
~柳井正~
(15) 経営とはいろいろな人が集まって、自分の一番の強みを活かすことだと考えています。
うちの社員にもよく言っているのですが、いまできるとか、できないということではなく、「自分としてこうありたい」「これがしたい」ということを思い描かなければいけない。
人は高い目標があるほど頑張ろうと努力します。
ですから、私の役割は目指すべき理想の会社とか、理想の商売を描くことだと考えています。
~柳井正~
(16) 去年と今年を変えない限り、会社は潰れると思って欲しい。
~柳井正~
(17) 世の中の変化と市場は暴力的です。
そこでは自分の都合や自社の都合は一切許されません。
~柳井正~
(18) 自分が自分に対しての最大の批判者です。
~柳井正~
(19) お客様はシビアです。
商品と自分のお金を交換するわけだから、お金にふさわしい価値があるかないかを瞬時に見ぬきます。
ですから、絶対に騙すことはできません。
もし、お客様を騙そうとすれば必ず大きなしっぺ返しに遭います。
~柳井正~
(20) 頭のいい人は自分の考えがすべてだと思いがちです。
なかなか他人の意見を受け入れようとしません。
けれど実際に仕事をするには他人の意見に対する理解力が必要なんです。
自分の視点だけで世の中を眺めるのでなく、上の人の視線になって想像する場面もあれば、下の人の視線で考えることもある。
~柳井正~
(21) 僕は仕事が一番楽しい。
どんなことよりも面白い。
ゴルフをやるより、仕事の方がはるかに充実します。
~柳井正~
(22) 僕は一人ずつの人を説得したら変えられると思ったんですよ。
でも人はやっぱり自分の過去とか自分の経験とか自分の能力とかいったことで変えられない人もいる。
でも変えられない人を否定してもしょうがないなということなんです。
だから変えられなくてもこつこつ頑張っている人は、それはそれとしてやっぱりいい人生だったなと言ってもらえるようにしたい。
~柳井正~
(23) まず儲かるところからやっていかないといけないから、儲からないところにそんな資本投下できない。
~柳井正~
(24) いままで私は数多くの失敗をしてきました。
その中で大きな失敗が、店長を主役にした会社にしようとしてきたことです。
これからは、店舗のスタッフ一人一人を主役にします。
~柳井正~
(25) 欲望は、ある意味で非常に悪い面もありますが、人間が生きるため必要なものでもある。生存欲に火がついてないんです。
~柳井正~
(26) 僕は子供の頃、親と一緒の部屋で寝ていました。するとおふくろとおやじが夜、年末の資金繰りを話し合うんです。
うちは大丈夫かと思うことが何度もありました。これが僕の原体験です。
今は皆さんサラリーマンで、毎月毎月、同じ額の給料が入ってくる。
これは現実のビジネスとは違います。
会社はいつ潰れるか分からないし、店だっていつ閉店するか分からない。そういう現実感が希薄になっている。
~柳井正~
(27) 日本では、会社という看板を隠れ蓑にして、なかなか個人が表に出てこない。だから重要な経営判断を下す場合でも、責任の所在が曖昧になってしまう。
~柳井正~
(28) 成功したと思うこと、それがすなわちマンネリと保守化、形式化、慢心を生む源だ。
~柳井正~
(29) 管理職の皆さんに言いたいのは、ひとつの分野のことだけではなく「全部」知ることです。
たとえば生産の仕事をしている人も、経理の仕事を知る。
経理の仕事をしていたら情報システムの仕事も知ろうとする。
あるいは誰がどこでどんな仕事をしているのか、世界中の会社全体の動きを知る。
そのためにはインターネットを使い、あるいは現地に飛んで一緒に仕事をすることも大事です。
互いに仕事をより深く知ることによって信頼感と連帯感が生まれてくると思います。
~柳井正~
(30) チームの先頭に立ってビジョンを示し、問題があったら真っ先に飛び込む。経営者がまず変わるべきです。
~柳井正~