私たちが生きている今はどんな時代でしょうか? 激動の時代? それとも沈滞・衰退の時代でしょうか? もっとも、それがどんな時代であっても、そこから逃れることはできず、私たちは時代のなかで生きていかなければなりません。
今がどんな時代であるかをしっかりととらえ、自分にとって最も良い生き方を選択することが大事になってきます。特にビジネス分野では、時代の流れをうまくつかむ能力が成功を呼び寄せますね。それまでの経験や努力が時代の変化にうまく結びついて、大きな業績につながるのです。
人生の先輩たちも時代の変化に敏感です。時代を読み取るセンスを磨くためにも、先輩たちの名言に触れてみませんか? 30人分の貴重なアドバイス、それではごいっしょにどうぞ。
時代にまつわる名言 30選
(1) 混乱の時代、不安と恐怖の中で生きるか、何が起ころうとも何かに挑戦し続けるか。
(2)『親が悪いから』『パートナーが悪いから』『時代が悪いから』『こういう運命だから』 これらは責任転嫁の典型的な言い訳である。
(3) 努力に即効性はない。コツコツやるしかない。いつの時代にもいる一流選手と自分は何が違うのか。それを考えながらやるしかない。
(4) 大きな夢を持つことが大切。その上で時代に合った変化や創造をしながら、奢らず、基本や原点を大事にすることで、企業はまた発展していく。
(5) 生まれた時代や境遇は、天から与えられた運命。それを嘆いても仕方ない。むしろ感謝して、身命を惜しまずに精いっぱいやるほかない。
~清水信次~
(6) きっと誰もが心のどこかでは『自分も地球を救いたい』『やるときはやるぞ』と思っているはずです。すでに、金持ちになりたい、といっただけの動機で人が動く時代ではありません。けれども、何をやるかというのがなかなか難しい。自分に何ができるだろう。そんな思いを持っていた方々が、ミドリムシに期待し、応援してくださっているのではないでしょうか。
(7) きっと誰もが心のどこかでは『自分も地球を救いたい』『やるときはやるぞ』と思っているはずです。すでに、金持ちになりたい、といっただけの動機で人が動く時代ではありません。けれども、何をやるかというのがなかなか難しい。自分に何ができるだろう。そんな思いを持っていた方々が、ミドリムシに期待し、応援してくださっているのではないでしょうか。
(8) これからの時代をどう考えるかということを探求しておけば、そんなに大きな失敗にはつながらない。
~大野直竹~
(9) 多くの人は『自分にチャンスが巡ってこない』とか、『あの人のほうがいい部署にいる』とか、『先輩のほうがいい時代だった』とか『自分のところには良い球が飛んでこない』と思いがちです。そんなときにやる気を失ったり必死に努力するのを止めてしまったりしがちですね。私が思うには野球みたいなもので好球は必ず来ると。それに備えて常に素振りをしっかりやっていれば好球が来たときにちゃんと打ち返せる。
~松本大~
(10) 大学時代には、社会で許されない失敗をしないための練習機会がある。
~赤井益久~
(11) これだけの閉塞感があるなかでも、自分の人生を自分で築き上げたいという若者は、いつの時代もいる。自分の意思決定で、自立して生きる人生は素晴らしい。
~池田弘~
(12) 中心に存在するのはあくまでお客さんです。顧客中心主義。顧客がすべてを決める。組織を大きくしてグループを作れば顧客を囲い込める時代ではないのです。これが情報革命のもたらしたパラダイムシフト(概念、枠組みの変化)なのです。
~松井道夫~
(13) かつて経営者はゼネラリストでなければならないといわれた時期があるが、現在のように地球規模の激しい競争が展開されている時代において、あちらこちらの分野について少しずつ知識や経験を持った人では全く役に立たない。企業グループや企業を経営するプロ、すなわち経営のプロでなければならない。
~茂木友三郎~
(14) 他人はそう簡単にほめてくれません。それなら自分で自分をほめるしかない。今の時代、自分で自分をほめる能力がなければストレスに負けてしまいます。
~加藤俊徳~
(15) 確かに時代は変わりました。ネットが進化し、メールもチャットもある…しかし、コミュニケーションの手段をバーチャルなものに頼りすぎると、必ずひずみが生じます。同じ職場の者同士、直接話し合えば5分で片付くような内容なのに、CCを付けたメールで延々公開討論しているようなのもその一例だし、隣席の同僚ともメールでしか会話しない、などとなれば問題でしょう。要は使い方の問題です。
~辻野晃一郎~
(16) いつの間にか気づいたら、やっていたりすることがある。ポケットに手をつっこんで売り場を歩くことなど、頭を下げて商品を買ってもらっていた時代を完全に忘れてしまって、お客様の目線がわからなくなっている証拠でしょう。
(17) もはやコツコツ地味に働いても、必ずしも出世は望めません。むしろ、変化の激しい時代は、他とは違う個性的な人材にこそみんなの期待が集まるのです。過重労働とストレスから解放され、自分の楽しいこと、好きなことに時間を使う。そしてそれが仕事のうえでもプラスになるなら、残業なんてしている暇はないのではないでしょうか。
~夏川賀央~
(18) 川上から川下まで見回して、そのビジネスに関わる誰かが強いストレスを感じるような仕組みでは、絶対に長続きしない。これからの時代、そういう傾向はさらに強まっていく。
~遠藤弘満~
(19) 相手を巻き込むときには、ポジティブであることも重要だ。日本人は全般的にネガティブにものごとを考える特質がある。これは辛い状況に耐えて働くなどプラスの面があるのだが、いまのような変化と競争の激しい時代に、頑張れば道は開けるという発想では仕事中毒になってしまう。
~高橋俊介~
(20) 困難に行き当たっても、成長に向けて時代が我々を試している。そう前向きに捉えるようにしています。
~田口三昭~
(21) 失敗を恐れる気持ちは誰にでもあるでしょう。私も若いころはとくにそうでした。ただ、若い時代に失敗することなしに、いいビジネスマンになることはできない。これを否定する経営者はいないはずです。
~三喜俊典~
(22) 本に書いてある考えやノウハウが現場で通用しないのは、決して間違っているからではない。会社の規模が違えば適した方法は異なるし、時代背景や景気の状況によってもやり方は変わってくる。そこを考慮せずに表面的なノウハウだけを取り入れようとするから失敗することになる。
~矢野博丈~
(23) テクノロジーが発達し、昨日まで使えていた技術がいつ時代遅れになるのか分からない時代だから、苦労して時間をかけて新しい技術を身につけるより、できるやつから初めに教わった方が賢い。
~和田秀樹~
(24) 業績が悪いところ(会社)は、時代が変化しているのに、従来通り一本調子で行くだろうと考えてしまうところに問題があるのだと思う。
(25) 現役時代、私は調子を尋ねられると、必ず『絶好調です!』と答えてきました。これは入団間もないころの長嶋(茂雄)監督とのやりとりがそもそもの発端です。『調子はどうだ?』と監督から尋ねられて、とっさに『まあまあです』と返事をしたのですが、それを聞いていた土井正三コーチから叱られました。『まあまあなんて言うやつを監督が起用するか? 絶好調と答えろ!』と。それ以来、私はどんなときでもそう答えるようになりました。
~中畑清~
(26) 欠点は恥ずべき事ではない。自分の欠点を長所に変えれば、どんな厳しい時代でも自分の生きる道を切り拓けるはずだ。
~藤巻健史~
(27) セールスマン時代、理屈が正しければ買ってくれる、なんてのは誤解だってことを痛感しました…必死になって理詰めで説得して、『やっとわかってもらえましたか?』なんて状況になると『話はわかったけど、お前からは買わない』とか言われてしまう。結局、理解してもらうより、いい気持ちになってもらわなければ、モノは買ってもらえません。
~森下篤史~
(28) いまはむしろ前例がないからやってみる時代だ。激しい変化は前例踏襲では乗り切れない。いままでの上司のやり方は手本にならないということになる。何を受け継いで、どこを変えるのか。取捨選択する能力が問われるのではないだろうか。
~弘兼憲史~
(29) いつの時代にも個性を持った若者がいて、彼らが活躍することで社会が元気づく。私はそうした若者の可能性を引き出してあげたい。
~八木原保~
(30) 正解のない時代には、失敗しても修正しながら経験を積み上げ、腕を上げていけばいい。
~藤原和博~