君の膵臓を食べたいの情報
君の膵臓を食べたい
・住野よるによる日本の青春小説。
・略称は「キミスイ」。
・2016年のオーディオドラマ化を皮切りにメディアミックスも行われ、2017年に実写映画化、2018年にアニメ映画化された。
Wikipedia
キミスイの名言 20選
(1) 死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった。
~山内桜良~
(2) 人に興味を持たないから、人からも興味を持たれないんだろうね。誰も損してないから、僕はそれでよかった。
~僕~
(3) 私だったら無理かもしれない。君がすごいから私は言いたい事を言ってるの。
~山内桜良~
(4) 彼女は、あと何度同じ道を歩けるのだろうか。
~僕~
(5) 人間は、相手が自分にとって何者か分からないから、友情も恋愛も面白いんだよ。
~山内桜良~
(6) 言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味の全てがゆだねられている。
~僕~
(7) 死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ。
~山内桜良~
(8) 死ぬ前に、君の爪の垢でも煎じて飲みたいな。って書いてから、気付いたよ。そんなありふれた言葉じゃだめだよね。私と君の関係は。そんなどこにでもある言葉で表すのはもったいない。そうだね、君は嫌がるかもしれないけどさ。私はやっぱり。君の膵臓を食べたい。
~山内桜良~
(9) 生きるってのはね、きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ。
~山内桜良~
(10) 気づく。全ての人間が、いつか死ぬようになんて見えないってことに。僕も、犯人に殺された人も、彼女も、昨日生きていた。死ぬ素振りなんて見せずに生きていた。そうか、それが、誰の今日の価値も同じということなのかもしれない。
~僕~
(11) 二人とも未来のことはきちんと考えないとね。気を抜いてると、私と同い年になっているかもしれないわよ。
~山内桜良~
(12) 想いを、僕だけのものから、君に贈るものにする。
~僕~
(13) 誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる。
~山内桜良~
(14) 私が、本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする?
~山内桜良~
(15) 知らなかった。誰かに怒りを向けることが、こんなに誰かを傷つけるなんて。こんなに自分を傷つけるなんて。
~僕~
(16) 自分たった一人じゃ、自分がいるってわからない。誰かを好きなのに、誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。
~山内桜良~
(17) 雨の日は嫌いではない。雨の持つ閉塞感が、僕の気持ちにそぐっている日が多くて、雨に対して否定的な気持ちにはなれない。
~僕~
(18) どんなに泣いても、届かない。どんなに叫んでも、もう届かない。
~僕~
(19) どうして彼らは多数派の考えが正しいと信じているのだろうか。きっと彼らは、三十人も集まれば人も平気で殺してしまうのではないか。自分に正当性があると信じてさえいれば、どんなことでもしてしまうのではないか。それが人間性でなく、機械的なシステムであることにも気づかずに。
~僕~
(20) 私の心があるのは、皆がいるから、私の体があるのは、皆が触ってくれるから。そうして形成された私は、今、生きてる。まだ、ここに生きてる。だから人が生きてることには意味があるんだよ。自分で選んで、君も私も、今ここで生きてるみたいに。
~山内桜良~