市川海老蔵のプロフィール
十一代目市川海老蔵(じゅういちだいめいちかわえびぞう)
・日本の歌舞伎役者、俳優。
・古典の大役に挑み、初役を多くつとめ、高い評価を得ている。「海老さま」と人気のあった十一代目市川團十郎に重ね合わせるファンもいる。
・長女は四代目市川ぼたん。長男は堀越勸玄(八代目市川新之助を襲名予定)。
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市川海老蔵の名言30選
(1) 涙で台本みれないし、見えたところで覚えられないしもう笑うしかないんです
~ 市川海老蔵 ~
(2) 今日からパパ ママもやります
~ 市川海老蔵 ~
(3) 生きるとはなにか?残された者の役割とはと自問自答です
~ 市川海老蔵 ~
(4) 改めてすごい妻を天から授かったのだと、おもうばかり
~ 市川海老蔵 ~
(5) しっかりしろ!海老蔵!と奮い立たせます
~ 市川海老蔵 ~
(6) 人生で一番泣いた日です(麻央夫人が死去された日)
~ 市川海老蔵 ~
(7) 歌舞伎の立ち回りでは、相手に当たる寸前、もしくは当てたところで刀を止めるのが型になっていて、どうしても振り切ることができない。それで三池監督と『寸止めに見えるから振り切ってください!』『無理ですよ!』なんてやり取りもありました(笑)
~ 市川海老蔵 ~
(8) 電話1本、LINEで何でも伝えられる世の中ですが、利休の時代は1か月かけて手紙を送るんです。信長に書いた手紙を拝見しましたが、『ようやく緑茶の季節になりましたが…』と時候の挨拶に始まって、『いいお茶ができました』と伝える
~ 市川海老蔵 ~
(9) 2回目というのは本当に難しいんです。初めてなら無我夢中にやって、あとは天運。再演はそれがうまくいったから実現することで、となると絶対的に初めての時より完成度が高くなければお客様は面白いと思わないんです。とにかく落とし穴が多い。十分に気をつけてやらないと
~ 市川海老蔵 ~
(10) 倅(せがれ)なんてものは、大きくなると父親になんて興味は持たないで、ないものねだりで祖父に憧れるんだと思う。生きている祖父に会えなかったということは、想像するしかないわけで、僕自身がまさにそうでした
~ 市川海老蔵 ~
(11) 人間だから、時にバランスを崩すことはあるけれど、そういう時は僕は逆に舞台で調整する。今は舞台で精神の安定が取れるようになったから、もはや日常ですよね
~ 市川海老蔵 ~
(12) 古典はやっぱり素晴らしい。深いですよ。ただ、その深さというのが、なかなかわからない世の中になってきたと思います。親と子、夫と妻、家族…そういったものの深みや日本らしさが希薄になりつつありますよね。でも歌舞伎の演目の中では、そういうものが随所にみられるんですね
~ 市川海老蔵 ~
(13) “なぜやらねばならぬのか”という疑問に、子どものころなら“やらなきゃなんないから”で済むんですけど、成長してくると“歌舞伎の家に生まれたから”以外の答えが出せないんです。こんなの、自分の理由じゃないですから。それで、悩みましたね
~ 市川海老蔵 ~
(14) 僕の長所を短所のように言わないでほしい
~ 市川海老蔵 ~
(15) 僕と結婚したら大変になったでは可哀想じゃないですか。彼女の人生がより美しく、楽しくあってほしい。それを切に願っています
~ 市川海老蔵 ~
(16) 僕ら、歌舞伎役者は、多いときはひと月で15役やることもある。そうすると、ないものねだりで『2~3か月、ひとつの役だけに集中してみたい』とか思うわけです(笑)
~ 市川海老蔵 ~
(17) 新作を立て続けにやると、お客様の感覚がより刺激的なものを求めるようになる。そうなると、古典が物足りなく感じられてしまう危険性があるじゃないですか。それは自分の目指すところではありません
~ 市川海老蔵 ~
(18) 時には力を入れることも必要だけれど、遮二無二やったのでは目指す地点には到達できない。般若心経には無という文字が最も多く出てくるくらいで、“ない”ことほど強いものはないんです。無になった時にこそ、その人の本当の才能がわかるんじゃないでしょうか
~ 市川海老蔵 ~
(19) 五右衛門が秀吉から盗もうとしたとされる香炉を徳川美術館で見せていただきましたが、元はただの土じゃないですか。でも、歴史の重みや人々が触れていたときの環境、空気を持っていますよね。それを僕たちは香炉を通して体感できる。そういうものに美しさを感じるように、演劇という文化が残ってきた
~ 市川海老蔵 ~
(20) 先輩たちは「やっぱり子どもがいなかったら松王丸の心境はわかんねぇだろ」っておっしゃるんですよ。でもね、子どもがいてその心境がわかるのは写実にはなるけれども、その役に閉じこもるわけですよね、ある意味。でも子どもがいなければ、どういう心境なのか模索するという作業が広がるわけですよ
~ 市川海老蔵 ~
(21) 歌舞伎ばかりしてたら歌舞伎の人としか会わない。25日間公演があって、翌々日から次の公演の稽古。会ってもせいぜい300人でローテーションが変わるだけ。梨園と言ったってそこで狭く生きるだけが全てじゃない。もともと、傾いてるわけですから
~ 市川海老蔵 ~
(22) 「あ、意外とわかりやすいんだ」と思っていただく。そういう方がいらっしゃったら、また別のものを観てみようと思うかもしれない。そのときに「今回はちょっと難しかったな。でも、もう1回観たいから勉強してみよう」と思っていただくことが、僕の中で大きな仕事なんです
~ 市川海老蔵 ~
(23) 16歳のときに大役をいただいて、祖父の十一代目市川團十郎の舞台の映像を観るんです。これがカッコ良くてねえ…
~ 市川海老蔵 ~
(24) 面白いものを生みだすのはひらめきでしょう。誰かと話していたりする中で、それ面白い!ということがあって、ならばこうしてああしてと始まる。ひとりで考えても舞台は立体化できないんです。決まってもいないものをひとりでうじうじ考えるのは自己満足。そういうのは僕は好きじゃないです
~ 市川海老蔵 ~
(25) 自分が演出で自分が主演するという怖さ、自己満足で終わってしまうような…。それが臭うような舞台が一番怖いということを、お兄さんは指摘しているんだと僕は感じているんです
~ 市川海老蔵 ~
(26) 親って、時々言うじゃないですか。お前は赤ん坊のころ、いつも指をくわえて寝ていた、とかって。以前は父がそういうことを言っても何も感じなかったのに、今は、僕のことをちゃんと見ていてくれたんだなと感謝の気持ちが湧いてくる。男子なので、それを口にはしませんが
~ 市川海老蔵 ~
(27) 僕たちは日本人なのに、武士道やサムライスピリットについて忘れてしまっているじゃないですか
~ 市川海老蔵 ~
(28) 時には力を入れることも必要だけれど、遮二無二やったのでは目指す地点には到達できない。般若心経には無という文字が最も多く出てくるくらいで、“ない”ことほど強いものはないんです。無になった時にこそ、その人の本当の才能がわかるんじゃないでしょうか
~ 市川海老蔵 ~
(29) 歌舞伎の世襲にはよくない点もある。オペラやバレエは、あらゆる人にチャンスがある。才能があり努力をすれば、誰でもトップに行ける。われわれ歌舞伎は、その点、先細りになっていくおそれがあります。そこについてはしっかり考えていきたいですね
~ 市川海老蔵 ~
(30) 歌舞伎というのは、基本的に「一に古典」だと思っています
~ 市川海老蔵 ~