樹木希林のプロフィール
樹木希林(きき きりん)
・1943年1月15日に生まれ,2018年9月15日に亡くなる。
・東京府東京市神田区出身の女優。
・1964年に森繁久彌主演のテレビドラマ『七人の孫』にレギュラー出演し、一躍人気を獲得した。
・2008年、紫綬褒章を受章した。
・2013年3月8日の第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
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樹木希林の名言 30選
(1) (仕事や人生を楽しむ秘訣について)他人と比較しない。世間と比較しないこと。比較すると這い上がれないので。挫折するので。
~樹木希林~
(2) 私は「なんで夫と別れないの」とよく聞かれますが、私にとってはありがたい存在です。ありがたいというのは漢字で書くと「有難い」、難が有る、と書きます。人がなぜ生まれたかと言えば、いろんな難を受けながら成熟していくためなんじゃないでしょうか。
~樹木希林~
(3) 嫌な話になったとしても、顔だけは笑うようにしているのよ。井戸のポンプでも、動かしていれば、そのうち水が出てくるでしょう。同じように、面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだん嬉しい感情が湧いてくる。
~樹木希林~
(4) 結婚なんてね、若い時にしとかなきゃダメなの。物事の分別がついたら、あんなことできないんだから。
~樹木希林~
(5) 私が今日まで生きてきて、自分で一番得したなと思うのはね、言葉で言うと、不器量と言うか、不細工だったことなんですよ。
~樹木希林~
(6) (内田裕也さんとの結婚について)すごくいいヤツでね、あの夫じゃなかったらば、こんな面白い人生はなかったと思います。
~樹木希林~
(7) 健康な人も一度自分が、向こう側へ行くということを想像してみるといいと思うんですね。そうすると、つまんない欲だとか、金銭欲だとか、名誉欲だとか、いろんな欲がありますよね。そうしたものからね、離れていくんです。
~樹木希林~
(8) 『おっ、今度はここが動かなくなってきたな』『あぁ、なるほど、耳が遠くなってきたな』とかね。そういうものを俯瞰で見てるって感じなんですよ(老いについて)。
~樹木希林~
(9) 私の場合には、年を取ることに対して、一切ストップをかける気持ちがないんです。だから私は『老いる』ということに対して、恐怖もなければ、嫌だなあという罪悪感もない。
~樹木希林~
(10) 病気のおかげで、いろいろな気づきもありましたね。だって、気づきをしないと、もったいないじゃない? せっかく大変な思いをするのに、それを『こんなふうになってしまって』と愚痴にしていたら、自分にとって損ですから。
~樹木希林~
(11) 私の話で救われる人がいるって? それは依存症というものよ、あなた。自分で考えてよ。
~樹木希林~
(12) おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい。
~樹木希林~
(13) どの場面にも善と悪があることを受け入れることから、本当の意味で人間がたくましくなっていく。病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はない。
~樹木希林~
(14) 楽しむのではなくて、面白がることよ。
~樹木希林~
(15) 仕事する為に人間やってるわけじゃない。
~樹木希林~
(16) (夫婦について)きっと感謝する時が来ますよ、両方で。
~樹木希林~
(17) いちいち気にしてたらキリがない。
~樹木希林~
(18) ちゃんと生きるっていう事は、何でもない事をやるしかない。
~樹木希林~
(19) みんなね離婚してね、次にいい人と出会ってるつもりでいるけど、似たようなもんなのね。ただ辛抱が効くようになっただけで。
~樹木希林~
(20) あのね、年をとるっていうのは本当に面白いもの。年をとるっていうのは絶対に面白い現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、一つずつを面白がってほしいのよ。
~樹木希林~
(21) どれだけ人間が生まれて、合わない環境であっても、そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、受け取り方を変えていく。そうすると成熟していくような気がするのよね。それで死に向かっていくのだろうと思う。でも人間ってだらしないから、あんまりいい奥さん、あんまりいい旦那さん、いい子供で楽だと、成熟する暇がないっていうか。
~樹木希林~
(22) この年になると、がんだけじゃなくていろんな病気にかかりますし、不自由になります。~中略~ でもね、それでいいの。こうやって人間は自分の不自由さに仕えて成熟していくんです。若くても不自由なことはたくさんあると思います。それは自分のことだけではなく、他人だったり、ときにはわが子だったりもします。でも、その不自由さを何とかしようとするんじゃなくて、不自由なまま、おもしろがっていく。それが大事なんじゃないかと思うんです。
~樹木希林~
(23) 靴下でもシャツでも最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるということだと思う。自分の最後だけは、きちんとシンプルに始末することが最終目標。
~樹木希林~
(24) 年をとると人間が成熟するとは大間違い、不自由になった分だけ文句が出るの。
~樹木希林~
(25) 言葉ってものは、傷つけもするし、幸せにもする単純な文法です。
~樹木希林~
(26) (全身ガンに侵された後)この肉体も借り物だから。
~樹木希林~
(27) やったことがほんのわずかだもの。やり残したことばっかりでしょう、きっと。一人の人間が生まれてから死ぬまでの間、本当にたわいもない人生だから、大仰には考えない。
~樹木希林~
(28) 人間としてどう終了するか。
~樹木希林~
(29) 布団の上で死ねるなんていうのは上出来なことなのよ。ガンは布団の上で死ねる病気なの。私、家で死にたいからさ。
~樹木希林~
(30) 私、とにかく今、一人でやっているでしょ。ここに来るのも一人、何をするのも一人。誰かに頼むとその人の人生に責任を持てないから。
~樹木希林~