ヘーゲルの名言15選｜心に響く言葉

(1) 英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。

(2) 人格とは、高いものと低いものが一つになったものである。人格には無限なものとまったく有限なもの、一定のはっきりとしたけじめと、けじめのまったくなさとが統一されている。人格の高さというのは、この矛盾を持ちこたえることである。

(3) 人格とは、高きものと、まったく低きものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。

(4) 誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである。

(5) この世で情熱なしに達成された偉大なことなどない。

(6) 理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。

(7) 天才を知る者は天才である。

(8) ミルネバの梟は夕暮れになって初めて飛翔する（哲学は、時代が終わって夕暮れ時に黄昏に飛び立つ。つまり哲学として形成するということ）。

(9) 早起きして、新聞を読むことは、現実主義的な朝の祈りである。

(10) 自由な人間は決して妬まない。彼は偉大なものを喜んで受け入れ、そうしたものが存在することが、うれしいと喜ぶ。

(11) 新しい進歩には怖さあり。

(12) 我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。

(13) 真理をめぐる重要な点は、真理を実体としてでなく、主体としてもとらえ表現することである。

(14) 真なるものは全体である。

(15) 世界歴史は自由意識の進歩である。