フランシス・ベーコンの名言３０選｜心に響く言葉

(1) 結婚する男は七年も年老いたと思うであろう。

(2) 生得の才能は自然樹のようなもので、学問によって剪定することを必要とする。

(3) 人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、そのいずれかである。だから、折を見て良草に水をやり、雑草を抜かねばならない。

(4) 妻子を持つ者は、運命に人質を入れたものである。というのは、妻子は善であれ、悪であれ、大事業の足でまといとなるからである。

(5) すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。物質の総量はつねに同じだ。

(6) 妻は若い男にとっては女主人であり、中年の男にとっては友であり、老年の男にとっては看護婦である。

(7) 不可思議、それは知識の種子である。

(8) 時こそが最大の改革者である。

(9) ある者の愚行は他の者の財産である。

(10) 忍耐というのは終結された根気である。

(11) 賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。

(12) 冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。

(13) 悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。

(14) 人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ。

(15) 嫉妬は常に他人との比較においてであり、比較のないところには嫉妬はない。

(16) 富を軽蔑する、という人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。そして、こういう人間がたまたま富を得ると、何よりも始末が悪い。

(17) 高みにのぼる人は、皆らせん階段を使う。

(18) 家を建てるのは住むためで、人に見せるためではない。

(19) 人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。

(20) 金はこやしのようなもので、撒かなければ役に立たない。

(21) すべて優れた美には、その釣り合いの中にいくらか奇異なものが含まれているものである。

(22) 慈悲にはしすぎるということがない。

(23) 最上の証明とは経験である。

(24) 恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。

(25) 賢者はチャンスを見つけるよりも、みずからチャンスを創りだす。

(26) 知識は力なり。

(27) 読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。

(28) 海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、けっしてすぐれた探検家ではない。

(29) 私たちの人間性は、私たちの内部に動く神性を除くと、貧弱なものである。

(30) ものごとは確信を持って始めると、疑惑に包まれて終わるのがオチである。しかし初めに疑ってかかり、じっくりそれに耐えれば、最後は確信に満ちたものになる。