フリードリヒ・ニーチェの名言３０選｜心に響く言葉

(1) 神は死んだ。

(2) 女はどういう男を最も憎むのか。鉄が磁石に言ったことがある。「私がお前をもっとも憎むのは、お前が私を引きながらも、ぐっと引きよせて離さぬほどには強く引かないからだ」と。

(3) 信念は、真実にとって嘘よりも危険な敵である。

(4) 天国には興味深い人たちが一人もいない。

(5) 人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す。

(6) 怪物と闘う者は、自らも怪物にならぬよう、気をつけるべきだろう。深淵を覗み込む者は、深淵からものぞきこまれているのだ。

(7) 愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。

(8) 人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。寒さは厳しくなり責任は重くなる。

(9) 話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。

(10) 孤独な者よ、君は創造者の道を行く。

(11) 男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。

(12) 母親は息子の友人が成功すると妬む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。

(13) 復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。

(14) 人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。なぜなら、感情は気まぐれだからである。

(15) 若者を確実に堕落させる方法がある。違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。

(16) 人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである。

(17) 人は何を笑いの対象にするかで、その人の人格がわかる。

(18) 自分について多くを語ることは自分を隠す一つの手段となり得る。

(19) たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。

(20) 夢想家は自分自身に嘘をつくが、嘘つきは他人にだけ嘘をつく。

(21) 不当に非難することより不当に称賛してしまうことの方が、良心の呵責を呼び起こす。

(22) 表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。

(23) 脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り替えていくことを妨げられた精神たちも同様だ。それは精神ではなくなる。

(24) 悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。

(25) 夫婦生活は長い会話である。

(26) 愛せなければ通過せよ。

(27) 私を破壊するに至らないすべてのことが、私をさらに強くする。

(28) 死後に生まれる人もいる。

(29) 人間は恋をしている時には他のいかなる時よりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである。

(30) 本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力をまったく喪失する。本をめくらないときには考えない。