マルクス・トゥッリウス・キケロの名言３０選｜心に響く言葉

(1) 私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。

(2) 強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。

(3) 礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。

(4) 長生きするためには、ゆっくり生きることが必要である。

(5) 私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。

(6) 幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。

(7) 歴史は人生の師である。

(8) 富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである。

(9) 人はひとりでいる時が、もっとも精神的に多忙である。

(10) 恩を受けた人は、その恩を心に留めておかなければならない。しかし、恩を与えた人はそれを覚えているべきではない。

(11) 書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。

(12) 金銭に対する欲は避くべし。富を愛するほどに狭量かつ卑しき精神はなし。

(13) 倹約は大いなる収入である。

(14) 二度、考えなおした考えが一番いい。

(15) 始まりは、どんなものでも小さい。

(16) 哲学を学ぶことは、死に対する準備にほかならない。

(17) 第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。

(18) 私はその人柄の中に老人的なものを幾らか持っている青年を好ましく思う。同じように青年的なものを幾らか持っている老人を好ましく思う。このような人柄の人間は体が年をとっても心が老いることは決してない。

(19) 心の真の医薬は哲学なり。

(20) 確かな友は不確かな境遇の下で分かる。

(21) 勇気のない者は、賢いとはいえない。

(22) 知恵を伴わなくても正義は大いに強力なものだが、正義を欠いた知恵はまったく通用しないであろう。

(23) 武器がものを言うとき、法律は沈黙する。

(24) 私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。

(25) 生きることとは、考えることだ。

(26) 命あるかぎり、希望がある。

(27) 私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。

(28) たとえ神とは何であるか知らなくても、神をあがめることを知らない民族ほど野蛮な民族はない。

(29) 賢明な思考よりも、慎重な行動が重要である。

(30) 知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。