ルキウス・アンナエウス・セネカの名言３０選｜心に響く言葉

(1) 時間が足りないのではない。時間をみすみす浪費しているから、そう思うに過ぎない。

(2) 真の幸福は現在を楽しむことだ。

(3) 誰も永遠に仮面を被り続けることはできない。偽装はやがて自分の天性へと帰る。

(4) 私たちは自分のものを他と比べることなく楽しみたい。他人がより幸福であるということに苦しめられるならば、人は決して幸福ではありえない。

(5) 人間にとって真の最大の敵は、自分の胸の中に居る。

(6) 治そうと思う者は、もう半ば治っている。

(7) すべての残忍性は臆病から生まれる。

(8) 希望を持たぬ者は、絶望することもない。

(9) 困難は精神を鍛え、労働は身体を鍛える。

(10) 君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。

(11) 険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである。

(12) およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。

(13) 難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ。

(14) 我々は短い時間を持っているのではなく、実は多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、もっとも偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。けれども放蕩や怠惰に浪費してしまったり、どんな善いことのためにも使われないならば結局最後になって否応なしに気づかされることは、今まで消え去っているとは思わなかった人生がもはやすでに過ぎ去っていることである。

(15) 節約は不必要な費用を回避する科学であり、慎重に私たちの財産を管理する技術である。

(16) 他人にあなたの秘密を守らせようとするなら、まずあなた自身があなたの秘密を守れ。

(17) すべてのことを自分の意のままにしたいなら、まずあなた自身の理性を意のままにできるようにすることだ。

(18) 私たちは常に命の短さを嘆きながら、あたかも命がいつまでも続くかのように振舞う。

(19) 人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。

(20) 神に見られているかのように人間の中で暮らし、人間が聞いているかのように神に話しかけよ。

(21) すべての芸術は自然の模倣である。

(22) もし君が自分のために生きようと望むならば、他人のために生きねばなりません。

(23) 貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。

(24) いかに長く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題である。

(25) 恩恵を施した者は黙っているのがよい。恩恵を受けた者は語るのがよい。

(26) 過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者の生涯は短く、悩み事が多い。

(27) 人は教えることによって、もっともよく学ぶ。

(28) 毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。

(29) 運命は、志あるものを導き、志なきものをひきずってゆく。

(30) 誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。