塩野七生のプロフィール
塩野七生(しおのななみ)
・日本の歴史作家、小説家である。
・名前の「七生」は、ペンネームではなく本名。7月7日生まれであることに由来。
・イタリア中心に、古代から近世に至る歴史小説を多数執筆。
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塩野七生の名言25選
(1) 中途半端は、何もしなかったことと同じ。
~塩野七生~
(2) ときに何もかも忘れて夢をみることは、子供よりも大人に必要だ。
~塩野七生~
(3) 自分が凡人であることを知った凡人は、もはや凡人ではない。
~塩野七生~
(4) 年をとるということは、自分の可能性を絞っていくことです。男も女も、可能性を絞るというのは、可能性の限界を知るということではありません。集中すべき的を、あくまでも絞り込むんです。
~塩野七生~
(5) 人類は三千年このかたあらゆる統治形態を模索してきたが、支配階級の存在しない統治形態だけは考え出すことはできなかった。
~塩野七生~
(6) 危機を打開するには、何をどうやるか、よりも、何をどう一貫してやりつづけるか、のほうが重要です。
~塩野七生~
(7) 100%の満足を持つなんて、自然ではない。天地創造主の神様だって幾分かの不満足は持ったに違いない。本当の仕事とは、こんな具合で少々の不満足を内包してこそ、実のあるものになるのだと思う。
~塩野七生~
(8) キリスト教がその後も長きにわたって勢力をもちつづけているのは、いつまでたっても人間世界から悲惨と絶望を追放することができないからでもある。
~塩野七生~
(9) 正直に本心を吐露すること自体は悪くない。だがそれをしてよいかよくないか、してよい相手かそうでないか、の違いは厳として存在する。
~塩野七生~
(10) 他者に良く思われたい心と、他者に良く思われなくてもやりとげなくてはならない想いの関係を、考えてみてほしい。野心も虚栄心も、マイナス面にのみ目を向けずに、積極的な面にも注目することによって。
~塩野七生~
(11) 人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。
~塩野七生~
(12) 戦争は、死ぬためにやるのではなく、生きるためにやるのである。戦争が死ぬためにやるものに変わりはじめると、醒めた理性も居場所を失ってくるから、すべてが狂ってくる。
~塩野七生~
(13) 世間には、他人の業績を、半分誉め半分けなすことをモットーにしているのではないかと思う人がいる。この種の人は、この奇妙のバランスをとることで、責任を回避しているのだ。言い換えれば、勇気のない人である。
~塩野七生~
(14) つまり、ここで言いたい「頭の良い男」とは、何事も自分の頭で考え、それに基づいて判断を下し、ために偏見にとらわれず、なにかの主義主張にこり固まった人々に比べて柔軟性に富み、それでいて鋭く深い洞察力を持つ男、ということになる。
~塩野七生~
(15) 人は、仕事ができるだけでは、できる、と認めはしても心酔まではしない。
~塩野七生~
(16) 自由は誰もが欲する。だが、この自由なるもの、それを駆使して生きるとなると意外と大変で、すべての人がその緊張に耐えていけると考える方が非現実的なのではないか。
~塩野七生~
(17) 危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。首をすげ代えれば、危機も打開できるかと、人々は夢見るのであろうか。だがこれは、夢であって現実ではない。
~塩野七生~
(18) ジーパンの似合う男が必ずしもタキシードも似合うとは限らないが、タキシードの似合う男は、絶対にジーパンも似合う。
~塩野七生~
(19) 国内に不安をもつ支配者は常に、対外関係を確かなものにしようと努める。
~塩野七生~
(20) 日本は「美しい国」とまでは言わなくても「いい国」になった方がいい。一つ一つ具体的で小さなことを解決して行くべき。日本人はそういうことは意外に上手いのですが、時々狂ったように抽象的なことを言い出すから困るのです。
~塩野七生~
(21) 指導的な立場に就いた者ならば、遅かれ早かれ、人々の嫉妬と疑いと中傷を浴びないではすまなくなる。
~塩野七生~
(22) 真の保守主義者とは、新しい物に反対なのではなく、「新しいものに対する無条件の支持」という「無知」に加担したくないだけなのだ。
~塩野七生~
(23) 優れたリーダーとは、優秀な才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。率いられていく人々に、自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある。
~塩野七生~
(24) この一線は守ろうとする一念で戦場に臨むと、その一線までも守れなくなる場合が多い。
~塩野七生~
(25) 「手段」をつめることなしに口にする「目的」は、空証文以外の何ものでもない。
~塩野七生~