加藤清正の名言20選｜心に響く言葉

(1) たとえ後で罪を得ても座視しているわけにはいかない。

(2) 表と裏、両面のこころがけ、どれもおろそかにしてはならじ。

(3) 上一人の気持ちは、下万人に通ずる。

(4) 晴れると見れば、にわかに雲が出てきて、大雨になることもあります。測りがたきは人の心でございます。

(5) よその若者を誉めることは、うちの若者をけなすことだ。

(6) 奉公の道に油断してはならない。朝は辰刻（７時～９時）に起きて兵法を使い、飯を食い、弓を射、鉄砲を撃ち、馬に乗るがよい。武士の嗜みのよい者には、とくに昇進させるだろう。

(7) わしだって軽くしたい。だが、わしがこうしていれば家臣も見習い、常に戦時の備えを怠らないであろう。

(8) 自分は一生のあいだ、人物の判断に心を尽くし、人相まで勉強した。でも、結局はよくわからなかった。ただ言えるのは、誠実な人間に真の勇者が多いということだ。

(9) どこに陣を取っても、清正に知らせずに、乱暴狼籍に身分の低い者をこき使う者があったならば、その主人の責任として成敗を加える。この旨、下々人足以下の者にまでよくいい聞かせよ。これからは、いかに勇敢に戦っても、掟に従わなかったら、何事も不用になる。

(10) おまえは、自分の功を立て、かれは忠をつくした。

(11) およそ下の者は上の者を学ぶ。大将がくつろげば、下は大いに怠けるものなので、いつも陣法を厳しくすることだ。

(12) 普段の友達づきあいは一人くらいにしておくといいだろう。ただし、武芸を催す場合には、多人数集まってやるがよい。

(13) 屍を戦場にさらすとも褥の上にて死なんとは思い設けず。

(14) 汝らは、等しく我股肱腹心なり　使うところはその器に従う。

(15) 鉄砲隊を率いる鉄砲頭は、日頃申しつけたように、鉄砲を役に立て、その次は、槍、太刀、刀の衆へ引き継ぎ、その後の展開に注意し、後詰めをすることが肝要である。一人一人の突出した働きは、武者の中にははいらぬ。

(16) 表の並木には桜を、裏の並木には栗を。

(17) 人は一代、名は末代。天晴武士の心かな。

(18) 学問に精を入れよ。兵法の書物を読み、忠孝の心がけを持つことが肝要だ。詩や連歌や和歌などをみだりに作ったり読んだりしてはならない。心の中に華奢で風流な手弱いことばかりをかけていたならば、いかにも女のようになよなよしくなってしまうものだ。武士の家に生まれたからには、太刀や刀をとって死ぬことこそ本当の道である。

(19) お前たちは、どちらも大切な我が家臣。使うところはその器に従う。

(20) 俺は早く死にたい。