夏目漱石のプロフィール
夏目漱石(なつめ そうせき)
・1867年2月9日に生まれ、1916年12月9日に亡くなる。
・江戸の牛込馬場下横町(現:東京都新宿区喜久井町)出身の小説家、評論家、英文学者。
・代表作は『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』など。
・明治の文豪として日本の千円紙幣の肖像にもなり、講演録「私の個人主義」も知られている。
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夏目漱石の名言 30選
(1) 女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
~夏目漱石~
(2) 恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸のとりでを出ていくものでありますまい。
~夏目漱石~
(3) 自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である。
~夏目漱石~
(4) 四角の世界から常識と名のつく一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでも良かろう。
~夏目漱石~
(5) 食いたければ食い、寝たければ寝る、怒るときは一生懸命に怒り、泣くときは絶体絶命に泣く。
~夏目漱石~
(6) 青年は真面目がいい。
~夏目漱石~
(7) 人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。
~夏目漱石~
(8) 道徳に加勢する者は一時の勝利者には違いないが、永久の敗北者だ。自然に従う者は一時の敗北者だが、永久の勝利者だ。
~夏目漱石~
(9) 細君の愛を他へ移さないようにするのは、夫の義務である。
~夏目漱石~
(10) 考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。たまに正直な純粋な人を見ると、坊ちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。
~夏目漱石~
(11) 教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有っていると思うのは間違っています。教える人も己れを貴方の前に打ち明けるのです。
~夏目漱石~
(12) 全ての夫婦は新しくなければならぬ。新しい夫婦は美しくなければならぬ。新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。
~夏目漱石~
(13) 離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、いっしょにいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう。
~夏目漱石~
(14) 私は冷かな頭で新らしい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。
~夏目漱石~
(15) 色を見るものは形を見ず、形を見るものは質を見ず。
~夏目漱石~
(16) 自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。
~夏目漱石~
(17) あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。
~夏目漱石~
(18) たいていの男は意気地なしね、いざとなると。
~夏目漱石~
(19) 人間の目的は生まれた本人が、本人自身のためにつくったものでなければならない。
~夏目漱石~
(20) 僕は死ぬ迄進歩するつもりで居る。
~夏目漱石~
(21) 嫌な女も好きな女もあり、その好きな女にも嫌なところがあって、その興味を持っている全ての女の中で、一番あなたが好きだと云われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか?
~夏目漱石~
(22) 他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。
~夏目漱石~
(23) ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。同じ言葉が人によって高くも低くもなる。
~夏目漱石~
(24) 自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。
~夏目漱石~
(25) 鏡は自惚れの醸造器である如く、同時に自慢の消毒器である。
~夏目漱石~
(26) 金は大事だ、大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう。
~夏目漱石~
(27) もし人格のないものが無闇に個性を発展させようとすると、他を妨害する。権力を用いようとすると、濫用に流れる。金力を使おうとすれば、社会の腐敗をもたらす。随分危険な現象を呈するに至るのです。
~夏目漱石~
(28) 金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ。
~夏目漱石~
(29) 自分の好きなものは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。
~夏目漱石~
(30) 真面目に考えよ。誠実に語れ。摯実に行え。汝の現今に播く種はやがて汝の収むべき未来となって現わるべし。
~夏目漱石~