吉田茂の名言20選｜心に響く言葉

(1) 大志を抱けば、天下何ものか恐るるに足らず。

(2) 私は首相なら務まると思いますが、首相秘書官は務まりません。

(3) 僕もこれで天国へ行けるだろうね。しかし仏教のためにも多少努力したから、阿弥陀様が極楽へ来いと言われるかもしれない。

(4) 黙って聞け、『外套』を着てやるから『街頭』演説なんだ。

(5) 負けっぷりは立派にしようというのが、私の総司令部に対する一貫した考え方だったのである。

(6) 地下資源に恵まれない日本が繁栄するにはまず自分の国を愛する愛国心を失ってはいけない。

(7) それはあるよ。だいたい君たちとは食べ物が違う。それは君、人を食っているのさ。

(8) 忙しいと疲れたは、自慢にならん。

(9) 戦前にわが国の統計が完備していたならば、あんな無謀な戦争はやらなかったろうし、もし完備していたら、勝っていたかもしれない。

(10) 明治維新当時の先輩政治家たちは、国歩艱難裡に国政に当り、よく興国の大業を成し遂げたのであるが、その苦心経営の跡は、今日よりこれを顧みるに歴々たるものがある。

(11) 戦争に負けて外交に勝った例はある。

(12) 権力に左右されるような政治家は、また別の権力が現れた場合には、意気地なくこれになびくものだ。

(13) いつまでも外国によってその安全を守ることは国民のプライドが許さない。

(14) 君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、 国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい。

(15) 戦争は、勝ちっぷりもよくなくてはいけないが、負けっぷりもよくないといけない。

(16) 天災の多い国においては、国民食糧は相当の余剰を持って置くことが、日本の食生活の上、国民生活の上において安全である。

(17) 忍耐がどんな難問にも、解決策になる。

(18) 言うべきことは言うが、あとは潔く従う。

(19) 歴史書を読むと、人の行動がよく読める。なにが変わって、なにが変わっていないかよくわかるから。

(20) 三千年、いや四千年生きたい、しかし人は死ぬ。しかし国は生き続ける。