マルセル・プルーストの名言30選｜心に響く言葉

(1) 私たちの知っている偉大なものは、すべて神経質な人が作ったものです。

(2) 苦しんでこそ、美しさを知る。

(3) 我々は過去の出来事を実際に起きたとおりに憶えているわけではない。

(4) 真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。

(5) 安定は愛を殺し、不安は愛をかきたてる。

(6) 過去の出来事の記憶は、必ずしもあったままの形で留まっているとは限らない。

(7) 幸福は身体にとってはためになる。だが、精神の力を発達させるのは悲しみだ。

(8) 男が女に処女性を求めるのもまた、愛情が純潔に捧げる永遠の賛辞の一形式である。

(9) 人は苦悩を征服することによってのみ苦悩を忘れる。

(10) 戦争を続けようとする者にもまた、戦争を始めた者と同様の罪があるのです。あるいはそれ以上の罪があるかもしれません、何故なら、真っ先に始めた方は恐らく戦争の惨禍をことごとく予想していたわけではありませんからね。

(11) 我々の忘却してしまったものこそ、ある存在をいちばん正しく我々に想起させるものである。

(12) 世界は一度だけ創造されたのではなく、独創的な芸術家が出現したのと同じ回数だけ度々作り直されたのである。

(13) 病人というものは、正常な人よりも己の魂により近く迫るものだ。

(14) 人は、泳げるようになりたいと願いながら、同時に片足を地面につけているものだ。

(15) 時は過ぎていく。そして少しずつ、我々が口にしてきた嘘は真実になる。

(16) しばしば想像力の欠如が、人間を大きな苦悩から遠ざけることがある。

(17) ある習慣の規則正しさは、その習慣のばかばかしさに比例する。

(18) 多くのインテリ連中がそうであるように、彼もまた単純な物事をシンプルに言い表すことができなかった。

(19) 我々の愛情が衰えるのは、相手が死んだためではなく、我々自身が死ぬからである。

(20) 少しばかり夢を見ることが危険であるというなら、その治療法は夢を減らすことではない。むしろもっと多くの夢を、四六時中夢を見続けることだ。

(21) 真の楽園とは失われた楽園である。

(22) 美しい女たちのことは想像力のない男たちに任せておこう。

(23) 上手に別れられるなどということは、まったく稀なのだ。そういうのは、ちゃんとうまくいっていたら、別れたりはしやしない。

(24) 不幸なときにこそ、人は道徳的になる。

(25) 愛とは、心で測る時間と空間のことである。

(26) 英知は受け売りでは身に付くものではない。自分自身で発見するものである。

(27) 時間というものは、人々を変える。だが我々の心にある彼らのイメージを変えてしまうことはない。

(28) 我々を幸せにしてくれる人に感謝しようではないか。彼らは、我々の魂を開花させてくれる魅力的な庭師だ。

(29) よく病気をして長い日時を「方舟(はこぶね)」にこもって過ごすようになってから、ノアは何にもまさって世の中をよく観察できたに相違ないことがわかった。

(30) 愛するということは不運である。お伽話の中の人々のように、魔法が解けるまでそれに対してどうすることもできないのだ。