サミュエル・スマイルズの名言30選｜心に響く言葉

(1) 真の人格者であるかどうかを計る物差しはたくさんある。中でもまちがいのない方法は、その人間が目下の者にどうふるまうかを見ることだ。

(2) 世の中に悪が栄えるのは、われわれがノーという勇気をもたないためである。

(3) 困難や災禍ほど人を鍛えてくれる。富や運は始め味方のようだがいつか最大の敵となる。

(4) 休息なんて、あの世に行けば誰でもできるではないか。

(5) どんな分野であれ、成功に必要なのは秀でた才能ではなく決意だ。

(6) 真の人格者は自尊心に厚く、何よりも自らの品性に重きを置く。しかも、他人に見える品性より、自分にしか見えない品性を大切にする。それは、心の中の鏡に自分が正しく映ることを望んでいるからだ。

(7) 真の教養とは、独学で身につけるものなのです。

(8) 天は自ら助くる者を助く。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける。自分に対して「最良の援助者」になれ。

(9) われわれ一人一人が勤勉に働き、活力と正直な心を失わない限り、社会は進歩する。反対に、怠惰とエゴイズム、悪徳が国民の間にはびこれば社会は荒廃する。

(10) 顔を高く上げようとしない若者は、いつしか足もとばかり眺めて生きるようになるだろう。空高く飛ぼうとしない精神は、地べたをはいつくばる運命をたどるだろう。

(11) たいして力のない人でも、１つのことに全力でねばり強く取り組めば、大きな成果が得られる。

(12) どんなに簡単な技術でも、練習をせずに習得することは出来ない。逆にどんなに難しいものでも、繰り返し練習すれば、誰でも身につけることが可能なのである。

(13) １０００回の憧れより、たった１度の挑戦のほうがずっと価値がある。

(14) 研究中、一見克服できそうにない障害につき当ったとすれば、それは何かを発見する寸前のところまで到達している証だ。

(15) 怠惰な人間、目的もなくぶらぶらしている人間には、どんな幸運も意味を持たない。幸福でさえ習慣として身につけられる。世の中には、ものごとの明るい面を見ようとする性格の人もいれば、暗い面ばかりに目を向ける人もいる。

(16) 観察力の優劣は人間に大きな差をつける。ロシアのことわざにあるように、注意力の散漫な人間は「森を歩いても薪を見つけられない」のである。

(17) 鉄を熱いうちに打つだけでなく、鉄を熱くなるまで打ち続けなくてはいけないのである。

(18) 機械技術の分野にいちばん必要なのは挫折の歴史である。私はヘマな失敗例を集めた書物がほしい。

(19) 人間は習慣の寄せ木細工であり、習慣は第二の天性なのだ。

(20) 真の勇気とやさしさは、共に手を携えて進んでいく。

(21) 自己実現とは、①自分の好きなことをやって、②十分に食うことができ、③のみならずその結果が他人によって高く評価されることである。

(22) 間違いを犯さなかったものは決して何かを発見したことはない。

(23) 真の礼節を知る人間は、他人の意見にもよく耳を傾ける。

(24) 家庭は一番最初の、しかも一番重要な品性の学校である。

(25) 失った富は努力によって、失った知識は勉学によって、失った健康は節制することや医療によって取り戻せるが、失った時間は永久に失われたままだ。

(26) もし好機が到来しなかったならば、みずから好機を作り出せ。

(27) 神は人間を世界に送り出す際、苦労を惜しまなければどこにでも届くほど長い腕を与えた。

(28) 敗北は勝利にもまして将軍を鍛え上げる。

(29) 礼儀作法には金がかからない。しかも礼をつくるだけで何でも手に入る。

(30) 多くのことをする手っ取り早い方法は一度にひとつずつ片付けることだ。