カール・ヒルティの名言30選｜心に響く言葉

(1) これまでに激しい苦悩も味わわず。自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は何の役にも立たない。

(2) すべて偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ。

(3) 病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない。

(4) 挫折したことのない人は役に立たない。

(5) 寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人間は、幸福である。

(6) 過度に謙遜な人を真に受けてはいけない。ことに、自分で自分を皮肉るような態度を信用してはいけない。その背後には、たいがい虚栄心と名誉心の強烈な一服がひそんでいる。

(7) 自分の仕事に我を忘れて、完全に没頭できる人が、もっとも幸福である。

(8) 川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。

(9) 苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものである。

(10) 人間の真の誠実は、たとえば礼儀正しさと同じように、小さなことに対するその人の態度にあらわれる。

(11) 最良の友人とは、いつでも苦しいときに友を見捨てない人のことである。

(12) 病気は今日、多くの忙しすぎる人々に必要な休暇、完全なる安息、過去と未来に対する静観、真の人生の正しき認識、善き思想の数々など、健康を保持している場合には見失われていた 人生の宝を与えてくれる。

(13) 丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。

(14) 高慢は常に破滅の一歩手前であらわれる。高慢になる人はもう勝負に負けている。

(15) 人を不安にするのは事柄そのものではなく、むしろそれに関する人の意見である。

(16) 人間の最も偉大な力とは、その一番の弱点を克服したところから生まれてくるものである。

(17) 眠れぬ夜こそ、神が与え給もうた貴重な時間である。

(18) 悩みのみが正しい意味で、人を謙遜にする。

(19) 多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じく疲労させる。

(20) 愛は全てに打ち克つ。

(21) よい本を厳選して毎日継続して読めば、その国で一流の教養人になれる。

(22) 人生の幸福は困難に出合うことが少ないとか、まったくないということにあるのではなく、むしろ、あらゆる困難と闘って輝かしい勝利を収めることにある。

(23) 働きの喜びは、自分でよく考え、実際に経験することからしか生まれない。それは教訓からも、また残念ながら、毎日証明されるように、実例からも決して生まれはしない。

(24) 争いをしているときは、理のある側が、まず先に若干譲歩すべきである。理のない相手は、全然許すことのできないのが通常である。

(25) 心配に対する最上の対策は忍耐と勇気である。

(26) 決心ができていれば、あなたの心にのしかかっている、たいていの問題は、その時、太陽の前の霧のように立ち消えてしまうものです。

(27) 人生の最大の分かれ目においては、常にまず「敢行」する事が大切だ。

(28) 我々が人生で当面する憎しみの大半は、単に嫉妬か、あるいは辱められた愛にほかならない。

(29) 明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。

(30) 宗教は生命の塩であり、力である。