孟子の名言・格言30選|心に響く言葉

孟子のプロフィール

孟子(もうし)
・紀元前372年に生まれ、紀元前289年に亡くなる。
・中国戦国時代の儒学者、思想家。
・孟子の「子」は先生という意味。孔子の教えを受け継ぎ儒教では孔子に次いで重要な人物であり、そのため儒教は別名「孔孟の教え」とも呼ばれる。
・あるいはその言行をまとめた書『孟子』(もうし)。性善説を主張し、仁義による王道政治を目指した。
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孟子の名言・格言 30選

(1) 力をもって人を服するのは、心から服するにあらず。徳をもって人を服するは、喜んで真に服するものなり(本当に人を制したいなら力ではなく徳で行う)。

~孟子~

(2) 天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしめ、その体膚を餓えしめ、その身を空乏にし、おこなうこと、そのなさんとする所に払乱せしむ(天が人に大任を授けようとするときは、必ずまずその人の身心を苦しめ、窮乏の境遇におき、何を行ってもすべて失敗をさせて、わざわざその人を鍛えるものなのである。つまり、不運は天の試練として受け止めるべきものなのである)。

~孟子~

(3) 千万人と雖も吾往かん(自ら省みて正しければ、敵対者や反対者がどんなに多くとも、恐れることなく自分の信ずる道を進もう)。

~孟子~

(4) 地を易うれば皆然り(人の言動に違いがあるのは立場に違いがあるからで、立場を変えれば同じになる)。

~孟子~

(5) 敵国外患無き者は国恒に亡ぶ(敵国もなく外国との関係にも心配事のない国は、国民全体に緊張感がなくなり必ず滅亡する)。

~孟子~

(6) 善を責むるは朋友の道なり(善を行うように強くすすめるのは友としての道である)。

~孟子~

(7) 大人は赤子(せきし)の心を失わず(高徳の人は,純粋な心をいつまでも失わない。)。

~孟子~

(8) 至誠にして動かさざる者は、未だ之あらざるなり(誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にいない)。

~孟子~

(9) 水の低きに就く如し(自然の勢いは止めることができないたとえ)。

~孟子~

(10) 天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず(天の与える好機は地理的な有利さに及ばず、地理的有利さも人心の一致には及ばない)。

~孟子~

(11) 仁は人の心なり。義は人の路なり(他人を思いやる心こそ、人の心である。道徳にかなった行動こそ、人の道である)。

~孟子~

(12) 為さざるなり、能わざるに非ざるなり(できないのは、やろうとしないからだ。できないからではない)。

~孟子~

(13) 往く者は追わず来る者は拒まず(立ち去る者はあえて引きとめず、道を求めてくる者は、だれでも受け入れる。去る者は追わず、来(きた)る者は拒まず)。

~孟子~

(14) 人の患いは好んで人の師となるにあり(人の患いは、偉くもないのに自分から好んで人の師となろうとしたがることである)。

~孟子~

(15) 人恒の言あり。みな曰く、天下国家と。天下の本は国にあり。国の本は家にあり。家の本は身にあり(人々は口を開けば、「天下国家」と言う。だが、天下の根本は国にあり、国の根本は家にあり、家の根本は自分自身にある、天下国家を真に思うなら、もっと身近なわが身を修めよ)。

~孟子~

(16) 科に盈(み)ちて後(のち)進む(学問は一歩一歩順に従って進めねばならない)。

~孟子~

(17) 居は気を移す(人は地位で気性が変わる)。

~孟子~

(18) 親に親しむは仁なり、長を敬するは義なり、他は無し、之を天下に逹するなり(親に親しむのは仁の精神である(他者への愛)。兄を敬うのは義の精神である(他者との秩序感覚)。なんということはない。小さい頃にあった心を広げて天下に及ぼせばよいのだ)。

~孟子~

(19) 上下こもごも利をとれば、国危うし(もし上の人も下の人もそれぞれが自分の利益だけを考えて行動すれば、国の存立は危うくなる)。

~孟子~

(20) 人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る(自分で自分を尊重せず、軽々しい言動をしたり、修養を怠ったりしていると、必ず人からも侮られるようになる)。

~孟子~

(21) 尺を枉げて尋を直ぶ(短いもの(尺)を曲げて縮め,長いもの(尋)を長くのばす意で,小利を捨てて大利をとることのたとえ)。

~孟子~

(22) 市に帰(き)するが如(ごと)し(市に人が集まるように、仁徳のある人のところに人々が慕い集まる)。

~孟子~

(23) 仰いでは天に恥じず、伏しては地に恥じず(やましいところがない。天地に恥じない)。

~孟子~

(24) 天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行ふ。 志を得れば民と之れに由り、志を得ざれば独り其の道を行ふ。 富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威武も屈する能はず。 此れを之れ大丈夫と謂ふ(天下と共にあり、天下を以て己が任となし、天下を導く指針となる。 志を得れば民と共に実現し、志を得ざれば独りその道を行う。 地位財貨に惑わされることなく、貧賤窮乏に動ずることなく、威武権力に屈することもない。 これを本当の大丈夫というのである)。

~孟子~

(25) 惻隠の情無きは人に非ず(人のために泣く奴しか信用できない)。

~孟子~

(26) 直さざればすなわち道見れず(過ちを直さなければ進むべき道は見えてこない)。

~孟子~

(27) 富を欲するか。恥を忍べ、傾絶せよ。故旧を絶ちて、義と背け(恥に耐え、命の限りに全力を尽くせ。旧友との交際を絶ち、義理に背け。もし富を得たいのならば)。

~孟子~

(28) 人を殺すに梃ていと刃を以てせば、以て異なること有りや(それでは刃で人を殺すのと、政治で人を殺すのでは異なることがありましょうか)。

~孟子~

(29) 五十歩百歩(多少の違いはあっても本質的には何も変わらないということ。 大した違いがない様)。

~孟子~

(30) 聖人と我とは類を同じくする者なり(聖人だろうが、凡人だろうが、同じ人間だ。そのことを理解すれば、 『凡人も努力して聖人になれる』 ことも、 『聖人が怠惰して凡人に成り下がる』 ことも、想像にた易い)。

~孟子~