オスカー・ワイルドの名言30選｜心に響く言葉

(1) 私たちは、不必要なものだけが必需品である時代に生きている。

(2) 老人はあらゆる事を信じる。中年はあらゆる事を疑う。青年はあらゆる事を知っている。

(3) 他人の悲劇は、常にうんざりするほど月並みである。

(4) 彼女は、弱さという何ともいえない魅力を欠いている。

(5) 大衆とはすばらしく寛容だ。天才以外のすべてを許す。

(6) 男女の間では友情は不可能だ。情熱と敵意と崇拝と愛はあるが、友情はない。

(7) 皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである。

(8) 生きるとは、この世でいちばん稀なことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。

(9) 僕は彼女が大好きだが、愛してなどいない。一方彼女は僕を熱烈に愛しているが、それほど好きではない。

(10) 教育は結構なものである。しかしいつも忘れてはならない。知る価値のあるものは、すべて教えられないものだということを。

(11) 楽観主義者はドーナツを見、悲観主義者はドーナツの穴を見る。

(12) 若い人たちは誠実になろうと欲するが、そうはできない。老いたる人たちは不誠実になろうとするが、そうはできない。

(13) 社会は個人に対して極刑を加える権利を持つかのように揮うが、社会は浅薄きわまりない悪徳をもっていて、己の行う事を自覚する力がない。

(14) 人生は複雑じゃない。私たちの方が複雑だ。人生はシンプルで、シンプルなことが正しいことなんだ。

(15) 不正よりもなお困ったものがひとつだけある。それは、手に剣を持たぬ正義だ。

(16) ほとんどの人々は他の人々である。彼らの思考は誰かの意見、彼らの人生は模倣、そして彼らの情熱は引用である。

(17) 女は男に欠点があるからこそ愛するのだ。男に欠点が多ければ多いほど、女は何もかも許してくれる。我々の知性さえもだ。

(18) 拙劣な詩はすべて本当の感情から生まれる。

(19) 男の人って、一度女を愛したとなると、その女のためなら何だってしてくださるでしょ。たった一つ、してくださらないもの、それはいつまでも愛し続けるってことよ。

(20) 人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を充分に、完全に、徹底的に生きるか、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかの、どちらかを。

(21) 我々男が女を愛するときに、女の弱さも、あやまちも、不完全さも、ちゃんと知りつくした上で愛するんだ。いや、それだからこそいっそう愛するのかもしれない。愛を必要とするのかもしれない。愛を必要とするのは完全な人間じゃない。不完全な人間こそ、愛を必要とするのだ。

(22) 男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。

(23) 善人はこの世で多くの害をなす。彼らがなす最大の害は、人びとを善人と悪人に分けてしまうことだ。

(24) すべての女性は彼女の母親に似るようになる。それが女の悲劇だ。男は彼の母親の思い通りにならない。それが男の悲劇だ。

(25) 私は信条より人間を好む。そして、信条のない人間をこの世でもっとも好む。

(26) 定義するということは、限定することだ。

(27) 人は自分の最も悪い習慣でさえ失うことを残念がる。おそらく、最も残念がるだろう。なぜなら、それこそがその人の人格の本質的な部分であるからだ。

(28) 本当に魅力的な人間には、2種類しかない。何もかも知り尽くしている人間か、まったく何も知らぬ人間かのどちらかである。

(29) 一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである。

(30) 軽薄な者だけが自らを知る。