瀬戸内寂聴のプロフィール
瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
・1922年5月15日に生まれの日本の小説家、天台宗の尼僧。
・1997年文化功労者、2006年文化勲章。
・代表作には『夏の終り』や『花に問え』『場所』など多数。
・1988年以降には『源氏物語』に関連する著作が多い。これまで新潮同人雑誌賞を皮切りに、女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞などを受賞している。
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瀬戸内寂聴の名言 30選
(1) 自分が幸運な時、運が向いてる時は、必ず悪口を言われる。
~瀬戸内寂聴~
(2) 愛する事は許す事、自分も許されて生きてる事を忘れないで。
~瀬戸内寂聴~
(3) 女性でもね、男性でもね、自分が幸運な時ね、運が向いている時はね、必ず悪口を言われるの。悪口を言われるということはね、悪口を言いたくなるほどね、その人が幸運なのよね。
~瀬戸内寂聴~
(4) 私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります。
~瀬戸内寂聴~
(5) 独りでいる覚悟を決めている人は、誰かに期待しない分、寂しくないわよ。
~瀬戸内寂聴~
(6) お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげてください。
~瀬戸内寂聴~
(7) とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません。
~瀬戸内寂聴~
(8) みんなのために良かれと思ってやっていることを、冷たい目で見る人たちがいます。そういう人は、”縁なき衆生(しゅじょう)”と思って放っておきましょう。あなたはあなたで正しいことを、自信を持ってすればいいのです。
~瀬戸内寂聴~
(9) 60歳ぐらいのころ、ちょっと心臓の存在を感じるようになって、東京で3本指に入るという心臓のお医者さんに診てもらったことがあります。お医者さんが、「講演旅行などとんでもない。年寄りらしく庭で草むしりでもしてなさい」とおっしゃるので、「どうせ心臓が悪くて死ぬのなら、もっと仕事をしてやれ」と思って、仕事を倍に増やしたことがありました。そうしたら、私は死ななかったのに、そのお医者さんが亡くなってしまいました。
~瀬戸内寂聴~
(10) 世の中は常に変化し、人生には予期せぬことが起こり、そして、人間は必ず死ぬ。こう覚悟しておけば、度胸が据わります。大変な災害に遭おうと、会社をリストラされようと、「ああ、これこそ世の習い」と感じることができれば、慌てふためくことはありません。
~瀬戸内寂聴~
(11) そういう時(落ち込み時)は楽しいことを一生懸命考える努力をした方がいい。嫌なことが多い世の中に負けてはダメ。
~瀬戸内寂聴~
(12) チャンスは人の一生に何度も来ない。
~瀬戸内寂聴~
(13) 妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。やさしい心で理解されることを望んでいる。
~瀬戸内寂聴~
(14) 学校の成績なんて気にすることはありません。何か好きなことが一つあって、それを一生懸命できるということが人生の一番の喜びなんです。
~瀬戸内寂聴~
(15) あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。
~瀬戸内寂聴~
(16) 本当に苦しんでいる子どもに、いろんな理屈を言っても駄目。まずは、子どもを抱きしめてやることが大切なんです。
~瀬戸内寂聴~
(17) お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています。
~瀬戸内寂聴~
(18) いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。すべてに感謝しましょう。
~瀬戸内寂聴~
(19) 人生とは出会いと縁と別れです。出会ってから別れるまでの間に嬉しいことや悲しいことがあって、それを無事に越えていくことが生きるということなんです。
~瀬戸内寂聴~
(20) 自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。
~瀬戸内寂聴~
(21) 与えられた限りある時間に、思い残すことなく人をたっぷり愛しておかなければとしみじみ思います。
~瀬戸内寂聴~
(22) 病気は神さまの与えてくださった休暇だと思って、ありがたく休養するのが一番いい。
~瀬戸内寂聴~
(23) 自分の愛情をどんどん相手にプレゼントすれば、増えたの減ったので悩むことはありません。
~瀬戸内寂聴~
(24) 年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。周りを気にして人生を狭く生きることはありません。
~瀬戸内寂聴~
(25) 同床異夢(どうしょういむ)とは、同じ布団で寝ていても同じ夢は見られないことです。愛の情熱は三年位しか続きません。夫婦は苦楽を共にして愛情を持ち続けるのです。
~瀬戸内寂聴~
(26) 人間はみんな死にます。川端康成さんも、三島由紀夫さんも、遠藤周作さんも、つい最近は北杜夫さんも、みんな死んでしまった。私のように90まで生きてごらんなさい。親しい人間は全部死んだということが、よくわかります。だからもう、私は死ぬことも怖くないし、病気も気にしません。
~瀬戸内寂聴~
(27) 人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。
~瀬戸内寂聴~
(28) 人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。学校の成績より、他者の苦しみを思いやれる想像力のある人間こそ素晴らしいのです。
~瀬戸内寂聴~
(29) 別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。
~瀬戸内寂聴~
(30) 運が来たなと勘が働かなきゃダメ。これは運だなと思ったら逃さない。
~瀬戸内寂聴~