トーマス・マンのプロフィール
トーマス・マン(とーます・まん)
・ドイツ出身の小説家。
・リューベックの富裕な商家に生まれる。当初は実科を学んだが処女小説『転落』が認められて文筆を志し、1901年に自身の一族の歴史をモデルとした長編『ブッデンブローク家の人々』で名声を得る。
・1933年にナチスが政権を握ると亡命し、スイスやアメリカ合衆国で生活しながら、聖書の一節を膨大な長編小説に仕立てた『ヨセフとその兄弟』、ゲーテに範を求めた『ワイマルのロッテ』『ファウストゥス博士』などを発表。
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トーマス・マンの名言30選
(1) 過去という井戸は深い。底なしの井戸と呼んでもいい。
~トーマス・マン~
(2) 馬鹿にも様々な種類の馬鹿があって、利口なのも馬鹿のうちのあまり感心しない一種であるようです。
~トーマス・マン~
(3) 他人の感情、生活に想像力を働かせて、それを察知する技術、つまり、共感というものは、自我の限界を打破する、という意味で称讃すべきものであるばかりではなく、自己保存の上に欠くべからざる手段なのである。
~トーマス・マン~
(4) 私は平衡の人間である。ボートが右へ転覆しそうになると、私は本能的に左へ身をのりだす、逆の場合には逆の動作をする。
~トーマス・マン~
(5) 命というものは、儚いからこそ、尊く、厳かに美しいのだ。
~トーマス・マン~
(6) 用心深く時間を監視しているべきだ。
~トーマス・マン~
(7) ある考えに支配されると、どこへ行ってもその考えが表されているのに遭う。風の中にまでその匂いが入っている。
~トーマス・マン~
(8) 成功とは、自分の人生を自分の力で動かしている実感があることだ。
~トーマス・マン~
(9) 死より強いもの、それは、理性ではなくて、愛である。
~トーマス・マン~
(10) 時間こそ、我々がその中でいっそう賢くなり、いっそう良くなり、いっそう成熟し、いっそう完全なものとなるために、我々に与えられた貴重な贈り物である。
~トーマス・マン~
(11) 多く愛するものは、常に敗者で、常に悩まなければならない。
~トーマス・マン~
(12) 私達は闇から生まれて又闇へ戻ります。この闇から闇への間に私達の人生体験があるわけです。
~トーマス・マン~
(13) 政治を軽蔑する者は、軽蔑すべき政治しか持つことが出来ない。
~トーマス・マン~
(14) 今私の一番好きな仕事といえば、夜星空を眺めることです。なぜといって、この地上から、また人生から眼をそらすのに、これほど好い方法があるでしょうか。
~トーマス・マン~
(15) 世論のために闘う機会を持たないならば、世論は存命しえない。
~トーマス・マン~
(16) いつも愛されてばかりいる男など、うすらバカに決まっている。
~トーマス・マン~
(17) 道に迷うこともあったが、それはある人々にとっては、もともと本道というものが存在しないからのことだった。
トーマス・マン
(18) 役に立つ嘘よりも害を及ぼす真実の方がいい。
~トーマス・マン~
(19) 芸術家は感情と思想、美と倫理、陶酔と良心という、相反する2つのものに挟まれて苦悩するのだ。
~トーマス・マン~
(20) 私たちが追悼と呼ぶものは、死者を呼び戻せない悲しみよりも、それを欲することができない悲しみだろう。
~トーマス・マン~
(21) 時間というものはね、見張っていると、実にのろのろとしか進まないものなんだ
~トーマス・マン~
(22) 一日が他のすべての日と同じであるとしたら千日は一日のごとく感ぜられるであろう。
~トーマス・マン~
(23) 人が意見のために闘うチャンスを持たないならば、意見は存在し続けることはない。
~トーマス・マン~
(24) 時間は過去を忘れさせる三途の川の水だといわれるが、旅の空気もそういう種類の飲みものであって、そのききめは時間の流れほどには徹底的ではないにしても、それだけにいっそうてっとり早い。
~トーマス・マン~
(25) 過去という泉は深い。
~トーマス・マン~
(26) 古代人は死を尊敬する道を知っていたともいえます。死は生の揺藍、更新の母胎という意味で、尊敬さるべきものなのです。生から切り離された死は、怪物、漫画ーーそして厭うべきしろものになりさがるのです。
~トーマス・マン~
(27) デモクラシーの社会的更新は、その勝利と前提と保証である。
~トーマス・マン~
(28) 名付けるということは批評とまではいかなくても、少なくとも限定すること、未知なものを既知の慣れたものの中へ組み入れることを意味する。
~トーマス・マン~
(29) 会話は文明そのものである。言葉は人と人を結びつけ、沈黙は人を孤立させる。
~トーマス・マン~
(30) 幸福とは愛することであり、また、愛する対象へ、時としてわずかに、心もとなく近づいてゆく機会をとらえることである。
~トーマス・マン~
