山本常朝のプロフィール
山本常朝(やまもとつねとも)
・江戸時代の武士、佐賀藩士。
・「じょうちょう」とは42歳での出家以後の訓で、それ以前は「つねとも」と訓じた。通称神右衛門、俳号は古丸。
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山本常朝の名言30選
(1) 分別も久しくすれば寝まる
~ 山本常朝 ~
(2) さては世が末になり、男の気おとろへ、女同前になり候事と存じ候。口のさきの上手にて物をすまし、少しも骨骨とある事はよけて通り候。若き衆心得有りたき事なり
~ 山本常朝 ~
(3) 礼にて腰は折れず、敬語で筆は磨り減らぬ
~ 山本常朝 ~
(4) 土は食はねども高楊子、内は犬の皮、外は虎の皮
~ 山本常朝 ~
(5) 私なく案ずる時は、不思議の知恵も出づるなり
~ 山本常朝 ~
(6) 今の世を、百年も以前のよき風になしたく候ても成らざる事なり。されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり
~ 山本常朝 ~
(7) 凛とした気持ちでいれば、七呼吸の間に判断がついてしまうものである
~ 山本常朝 ~
(8) 毎朝、毎夕、改めては死ぬ死ぬと、常往死身に成っているときは、武道に自由を得、一生落度なく、家職を仕果すべきなり
~ 山本常朝 ~
(9) 凡そ二つ一つの場合に、早く死ぬかたに片付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわりて進むなり
~ 山本常朝 ~
(10) 人に意見をして疵(きず)を直すと云ふは大切の事、大慈悲、御奉公の第一にて候
~ 山本常朝 ~
(11) 若し図にあたらぬとき、犬死などと云ふは、上方風の打ち上がりたる武道なるべし。二つ一つの場合に、図にあたることのわかることは、到底出来ざることなり。我れ人共に、等しく生きる方が、万々望むかたなれば、其の好むかたに理がつくべし
~ 山本常朝 ~
(12) 盛衰を以て、人の善悪は沙汰されぬ事なり
~ 山本常朝 ~
(13) 武士は、仮にも弱気のことを云ふまじ、すまじと、兼々心がくべき事なり
~ 山本常朝 ~
(14) 酒盛の様子はいこうあるべき事なり。心を附けてみるに、大方飲むばかりなり。酒というものは、打ち上がり綺麗にてこそ酒にてあれ、気が附かねばいやしく見ゆるなり。大方、人の心入れ、たけだけも見ゆるものなり。公界物なり
~ 山本常朝 ~
(15) 端的只今の一念より外はこれなく候。一念一念と重ねて一生なり
~ 山本常朝 ~
(16) 酒に酔ひたる時一向に理屈を言ふべからず。酔いたるときは早く寝たるがよきなり
~ 山本常朝 ~
(17) 勝茂公兼々御意なされ候には、奉公人は四通りあるものなり。急だらり、だらり急、急々、だらりだらりなり
~ 山本常朝 ~
(18) 大事の思案は軽く、小事の思案は重く
~ 山本常朝 ~
(19) 大難大変に逢うても動転せぬといふは、まだしきなり。大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり
~ 山本常朝 ~
(20) 『只今がその時』、『その時が只今』、つまり、いざという時と平常とは同じことである
~ 山本常朝 ~
(21) 人間の一生などは、ほんとうに短いものだ。だから好きなことをして暮らすのがよい。つかの間ともいえるこの世において、いやなことばかりして苦労するなんて愚かなことだ。だが、このことは、悪く解釈すると害になるので、若い人たちにはついに教えることのなかった「人生の秘伝」といったものだ
~ 山本常朝 ~
(22) 大慈悲を起こし人の為になるべき事
~ 山本常朝 ~
(23) 志の低い男は、目の付け所が低い
~ 山本常朝 ~
(24) 兼好・西行などは、腰ぬけ、すくたれ者なり。武士業(わざ)がならぬ故、抜け風をこしらへたるものなり
~ 山本常朝 ~
(25) 武士道と云ふは、死ぬ事と見付けたり
~ 山本常朝 ~
(26) 親に孝行仕るべき事
~ 山本常朝 ~
(27) 只今の一念より外はこれなく候。一念々々と重ねて一生なり
~ 山本常朝 ~
(28) 武士道においておくれ取り申すまじき事
~ 山本常朝 ~
(29) 五十ばかりより、そろそろ仕上げたるがよきなり
~ 山本常朝 ~
(30) 徳ある人は、胸中にゆるりとしたる所がありて、物毎いそがしきことなし。小人は、静かなる所なく当り合ひ候て、がたつき廻り候なり
~ 山本常朝 ~