ウラジーミル・レーニンの名言30選｜心に響く言葉

(1) 革命は、全国民的な危機なしには起こり得ない。

(2) 資本主義のおかげで、ほんの一握りの、ずば抜けた富と実力を蓄えた国が一頭地も抜く存在となった。それら諸国は全世界を相手に、単に「金利を巻き上げる」事によって略奪を働いている。さらにその巨額の利潤を利用すれば、指導的労働者や上流階級貴族の買収が可能になるのである。

(3) どんな政治的自由があっても、それだけでは飢えたる大衆を満足させることはできない。

(4) 暴力は自分の権力を回復したがっている者に対しては有効である。しかし、暴力の意義はそれだけに尽きるものであって、それ以上は、影響と実例が物を言う。

(5) 資本主義社会の民主主義は、絶えず資本主義的搾取の狭い枠内で締め付けられているので、事実上は常に少数者のため、有産階級だけのため、金持ちだけのためである。

(6) 信頼はよいものだ、しかし統制はもっとよい。

(7) 嵐は強い樹を作る。

(8) 革命が爆発するには、『下層』が以前のような仕方で生活することを欲しないというだけでは十分ではない。『上層』がこれまでのようにやっていけなくなるということが、また必要なのだ。

(9) 政治においてはしばしば敵から学ばなければならないとは昔からの真理である。

(10) 一般に怨恨というものは、政治の中では普通、最悪の役割を演じる。

(11) 経済問題を究明しない限り、現代の戦争と政治を評価する際に判断ができない。

(12) 繰り返される虚構こそが、受け容れられる真実となる。

(13) 若い青年の最も重要な課題は、学習である。

(14) ごく少数の大企業の優位は貨幣資本と銀行に支えられているだけに一層圧倒的なものとなっていく。

(15) 具体的なものを抽象的なものにすり替えることは、革命における最も重要かつ危険な罪過のひとつである。

(16) 働かざる者、食うべからず。

(17) 労働階級の力は組織である。大衆を組織せずにはプロレタリアートは無である。

(18) 欠陥を意識することは、それをなかば以上訂正したにひとしい。

(19) 最も危険なことは、敗北よりもむしろ自分の敗北を認めるのを恐れることであり、その敗北から何も学ばない事である。

(20) 企業の大規模化は競争の停滞と独占への傾斜を引き起こす。つまり競争が独占へと変容するのである。

(21) 富者と詐欺師は、メダルの表裏の違いしかない。

(22) 自分の病気をあからさまに名指し、容赦のない診断を下し、その治療法を見つけ出すだけの勇気が無いような政党は、尊敬に値しないだろう。

(23)『下層の生活危機』に加えて『上層の何らかの危機、支配階級政治の危機』が重なった時、その二重危機が被圧迫階級の不満と憤激とが突いて出る裂け目を作り出す。

(24) 書物は、大いなる力である。

(25) 宗教はある種の精神的な安酒だ。その中で資本の奴隷は自分の人間的尊厳と欲求を、なんとか人間らしいものになることで忘れる。

(26) 前進するな、不意をつかれないために。

(27) 戦略無き革命運動はありえない。

(28) 学べ、学べ、なお学べ。

(29) 一握りの先進国は、地球上の圧倒的多数の住民を経済面で苦しめている。

(30) 我々は奪われたものを奪い返す。