三木清のプロフィール
三木清(みききよし)
・京都学派の哲学者、法政大学法文学部教授。
・戦時中に治安維持法違反で保釈逃走中の知人を支援したことで逮捕拘禁され獄死したが、死後刊行された『人生論ノート』は終戦直後のベストセラーになった。
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三木清の名言30選
(1) 勤勉であることは人間を知らず識らず屈従的ならしめる
~ 三木清 ~
(2) 人は自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。…しかし嫉妬において想像力が働くのはその中に混入してゐるなんらかの愛に依つてである
~ 三木清 ~
(3) ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である
~ 三木清 ~
(4) 取締政治は人間性の明るい方面を見ないで暗い方面のみを見てゆく。それは民衆に対する封建的な考へ方であるが、官僚政治はとかくそのやうな傾向を有するのである
~ 三木清 ~
(5) 同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遥かに困難である
~ 三木清 ~
(6) 幸福は常に外に現はれる。単に内面的なことであるといふやうな幸福は真の幸福ではない
~ 三木清 ~
(7) 希望に生きる者は常に若い
~ 三木清 ~
(8) 一つの所に停まり、一つの物の中に深く入ってゆくことなしに、如何にして真に物を知ることができるであろうか
~ 三木清 ~
(9) 怒りにはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても
~ 三木清 ~
(10) 幸福は人格である
~ 三木清 ~
(11) 今日の良心とは幸福の要求である
~ 三木清 ~
(12) 習慣を自由なしに得るものは人生において多くのことをなしえる。習慣は技術的なものであるゆえに自由にすることが出来る
~ 三木清 ~
(13) 批評家は公衆の書記にほかならない
~ 三木清 ~
(14) 批評は批評を呼んで循環する
~ 三木清 ~
(15) 幸福を語ることが、すでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど、今の世の中は幸福に満ちているのではあるまいか
~ 三木清 ~
(16) 政治の過剰は政治的思考の充実を示すものでなく、反対に政治の科学性の没却、政治哲学の貧困を語るものである
~ 三木清 ~
(17) 人は軽蔑されたと感じる時によく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない
~ 三木清 ~
(18) 孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである
~ 三木清 ~
(19) 死の恐怖は浪漫的であり、死の平和は古典的である。死の平和が感じられるに至つて初めて生のリアリズムに達するともいはれるであらう
~ 三木清 ~
(20) 孤独は山になく街にある。一人の人間にあるのではなく大勢の人間の「間」にあるのである
~ 三木清 ~
(21) うわさは誰のものでもない、噂されている当人のものでさえない。噂は社会的なものであるにしても、厳密に言うと、社会のものでもない
~ 三木清 ~
(22) 目的のある娯楽は真の娯楽にならない。娯楽には目的がなくて、しかもそれは生活にとって合理的なものである
~ 三木清 ~
(23) 人間が宗教を作るのであって、宗教が人間を作るのではない
~ 三木清 ~
(24) 思想の危機に際して問題になるのは思想の性格である。思想の性格の概念は思想の価値の概念から区別されるであろう
~ 三木清 ~
(25) 秩序は常に経済的なものである。最小の費用で最大の効果を上げるという、経済の原則は秩序の原則でもある
~ 三木清 ~
(26) 独断家は甚だしばしば敗北主義者、知性の敗北主義者である。彼は外見に現はれるほど決して強くはない
~ 三木清 ~
(27) 習慣を自由になし得る者は、人生において多くのことを為し得る。習慣は技術的なものである故に、自由にすることができる
~ 三木清 ~
(28) 伝統が創造されるというのは、それが形を変化するということである。伝統を創り得るものはまた伝統を毀し得るものでなければならぬ
~ 三木清 ~
(29) 言葉は空虚なもので、事実は常に言葉よりも雄弁である
~ 三木清 ~
(30) 孤独は内に閉じこもることではない。孤独を感じるとき、試みに自分の手を伸ばして、じっと見つめよ。 孤独の感じは急に迫ってくるであろう
~ 三木清 ~