高村光太郎のプロフィール
高村光太郎(たかむらこうたろう)
・日本の詩人・歌人・彫刻家・画家。
・本名は光太郎と書いて「みつたろう」と読む。
・日本を代表する彫刻家であり画家でもあったが、今日にあって『道程』『智恵子抄』などの詩集が著名で、教科書にも多く作品が掲載されており、日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられる。
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高村光太郎の名言30選
(1) 一生を棒にふって人生に関与せよ
~高村光太郎~
(2) 智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ
~高村光太郎~
(3) おれは思ふ、人間が天然の一片であり得る事を。おれは感ずる、人間が無に等しい故に大である事を。ああ、おれは身ぶるひする、無に等しい事のたのもしさよ。無をさへ滅した必然の瀰漫よ
~高村光太郎~
(4) 悪魔に盗まれそうなこの幸福を 明日の朝まで何処へ埋めて置こう
~高村光太郎~
(5) いったん此世にあらわれた以上、美は決して滅びない
~高村光太郎~
(6) 進歩は実に遅く不確かなものです。やがて出しぬけにそれがひらかれます。人は前に出ます。けれども暗中模索の幾年かあとの事です
~高村光太郎~
(7) 母を思ひ出すとおれは愚にかへり、人生の底がぬけて怖いものがなくなる。どんな事があらうともみんな死んだ母が知つてるやうな気がする
~高村光太郎~
(8) 予約された結果を思ふのは卑しい。正しい原因に生きる事、それのみが浄い
~高村光太郎~
(9) 牛は自分の孤独をちゃんと知っている 牛は食べたものを又食べながら ぢっと淋しさをふんごたえ さらに深く、さらに大きい孤独の中にはいって行く
~高村光太郎~
(10) あなたが 黙って 立ってゐると まことに 神の造りしものだ
~高村光太郎~
(11) 道端のがれきの中から黄金を拾い出すというよりも、むしろがれきそのものが黄金の仮装であったことを見破る者は詩人である
~高村光太郎~
(12) 僕にとつてあなたは新奇の無尽蔵だ
~高村光太郎~
(13) どこかに通じている大道(だいどう)を僕は歩いているのじゃない
~高村光太郎~
(14) わたくし事はけちくさいから 一生を棒にふつて道に向ふのだ
~高村光太郎~
(15) 女が付属品を棄てるとどうしてこんなにも美しくなるのだろうか
~高村光太郎~
(16) わたしの手からとつた一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ
~高村光太郎~
(17) 待つがいい、さうして第一の力を以て、そんな問に急ぐお前の弱さを滅ぼすがいい
~高村光太郎~
(18) こころよわがこころよ ものおぢするわがこころよ おのれのすがたこそずゐいちなれ
~高村光太郎~
(19) 五臓六腑のどさくさとあこがれとが訴へたいから 中身だけつまんで出せる詩を書くのだ。詩が生きた言葉を求めるから 文(あや)ある借衣を敬遠するのだ
~高村光太郎~
(20) 心の地平にわき起るさまざまの物のかたちは入りみだれて限りなくかがやきます。かうして一日の心の営みをわたしは更け渡る夜に果てしなく洗ひます
~高村光太郎~
(21) 新郎と新婦と手をとりて立てり 汝等は愛に燃え、情欲に燃え 絶大の自然と共に猛進せよ
~高村光太郎~
(22) 詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない
~高村光太郎~
(23) ああ、自然よ。父よ。僕を一人立ちに指せた廣大な父よ。僕から目を離さないで守る事をせよ。常に父の気魄を僕に充たせよ。この遠い道程のため。この遠い道程のため
~高村光太郎~
(24) 智恵子は遠くを見ながら言う 阿多多羅山の山の上に 毎日出ている青い空が 智恵子のほんとの空だという あどけない空の話である
~高村光太郎~
(25) どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ
~高村光太郎~
(26) 私はあなたの愛に値しないと思ふけれど あなたの愛は一切を無視して私をつつむ
~高村光太郎~
(27) 重いものをみんなすてると、風のように歩けそうです
~高村光太郎~
(28) 土壌は汚れたものを恐れず 土壌はあらゆるものを浄め 土壌は刹那の力をつくして進展する
~高村光太郎~
(29) 老人になって死でやっと解放され、これで楽になっていくという感じがする。まったく人間の生涯というものは苦しみの連続だ
~高村光太郎~
(30) 詩を書かないでいると死にたくなる人だけ死を書くといいと思います
~高村光太郎~