森祇晶の名言２０選｜心に響く言葉

(1) 監督にはいろんなタイプがあるが、私はピッチャーを中心にしたディフェンス面から考えていく。

(2) 守備と走塁にはスランプがない。

(3) 走塁というのは、打撃戦や投手戦とは違った醍醐味がある。走塁ほどスリリングなものはない。

(4) 87年の日本シリーズは私が監督として経験した8回のシリーズで最高傑作といっていいかもしれない。なぜなら、監督、コーチ、選手が一丸となって勝ち取った日本一だから。

(5) 私のデータ分析の特徴は、表からだけでなはなく、裏からも見ることだ。表からだけ見ていると、データを都合よく解釈してしまう。

(6) 日本シリーズは何が起きるか分からない。いくら計算しても、画餅に帰すだけだからである。

(7) 選手に目を注ぐ一方、同時に勝つためのチーム作りの視点も持つ。四方八方に目配せするのが監督の仕事といっていいのである。

(8) 監督というのは選手に対して常に平等でなければならない。いわゆる公平無私の精神である。

(9) 何事も新しいことをやるときは勇気がいるものである。当然批判も生まれる。

(10) 野球の面白さは意外性にある。

(11) 私が監督生活で一番誇りにしているのは、ペナントレースや日本シリーズの優勝回数ではない。登板過多によって投手を潰したことが一度もないということである。

(12) １回限りの優勝なら、エースを酷使して時にはペナントを握ることができるかもしれない。しかし、エースに無理強いすれば、必ず翌年にツケが回ってくる。そうなれば連覇は難しい。

(13) 初めて清原を見たときの衝撃は今も忘れない。清原には独特の雰囲気があった。

(14) 光り輝くのは選手なんだ。監督であってはいけない。

(15) コーチ業は先ず自分を殺すことから出発しなければならない。

(16) 事業に失敗したといって自殺してしまう人がいる。リストラを悩んで自殺する人もいる。人生で言えばたかが一つの挫折である。

(17) 勝つに法あり、負けるに理あり。

(18) リーダーの闘いとは常に先を読むことだ。

(19) 出来るかどうかの不安を考えたらキリがない。

(20) 重要なのは腹をくくるということである。たとえ決断が悪いほうに転んだとしても、自分が全ての責任を持つ心構えがあれば、割り切りも早い。